「腹側被蓋野」の版間の差分

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| ラテン語 = Area tegmentalis ventralis
| 略号 = VTA
| 画像 = Gray712Horizontal section of mibrain-superior colliculus-ja.pngsvg
| 脚注 = 中脳の上丘を通るレベルでの冠状断。腹側被蓋 Tegmentumは中央右側に示されていの茶色の部分である。
| 画像2 =
| 脚注2 =
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| GrayPage = 802
}}
'''腹側被蓋野'''(ふくそくひがいや、ventral tegmental area, ventral tegmentum、'''VTA''')は哺乳類の脳における[[中脳]]の一領域であり、その名の通り[[被蓋]]の腹側部に位置する。被蓋とは[[脳幹]]の背側の領域を広く指す言葉であり、系統発生的に古い部分である(赤核や黒質も被蓋に含まれる)。この中の腹側被蓋野は[[黒質]]や[[赤核]]に近接してい囲まれた内側の領域である。A10細胞集団と呼ばれる、[[ドーパミン作動性ニューロン]]が多く存在し、中脳辺縁投射、中脳皮質投射を形成している。これらのニューロンの活動は[[報酬系|報酬]]予測に関わっていると考えられている。
 
腹側被蓋野は[[ドパミン]]、[[GABA]]、[[グルタミン酸]]作動性神経によって成り立ち、以下の主だった2つのドパミン経路の一部である。