「ホッケンハイムリンク」の版間の差分

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1コーナーから短いストレートの後、右に回り込んで左に切り返すシケインを通過。バックストレートは大きな弓状にカーブしており、幅員が広くオーバーテイクの仕掛けどころとなる。旧コースの[[アイルトン・セナ|セナ]]シケイン跡地に作られた鋭角のヘアピンにも複数のラインがあり、ブレーキングで抜いても立ち上がりで抜き返されることがある。
 
短いストレートから右に曲がり新しく作られたインフィールドへ。ここには[[メルセデス・ベンツ]]の観客席が新設された。また短いストレートを抜けると、旧来から使われているスタジアムセクショフィールドに入る。ここからホームストレートにかけては、屋根付きの巨大な観客席に囲まれている。最初の右コーナー(旧[[アジップ]]カーブ)では、1991年の[[ドイツグランプリ (ロードレース)|2輪ドイツGP]]で[[ケビン・シュワンツ]]が驚異的なブレーキングを披露した。続いてザックスヘアピンを回り込み、路面にうねりのあるS字を抜ける。最後にアップダウンのある連続90度ターン(旧[[オペル]]カーブ)を抜けてホームストレートに戻る。
 
現在のF1では[[モンテカルロ市街地コース|モナコ]]と並んで1周の時間が短く、73~74秒ほどで周回できる。以前よりもオーバーテイク・ポイントが増え、スピードと距離を大幅減少させたことによって、安全性も高まった。これを推奨する意見の一方で、かつての高速バトルを懐かしむ声も多い。
[[ファイル:Hockenheim Panorama.jpg|thumb|none|800px|最終コーナー付近からみたホッケンハイム。左側にホームストレート、右側には[[ドラッグレース]]用のコースが見える。(2004年)]]