「タバスコ州」の版間の差分

 

「征服者」、[[エルナン・コルテス]]がタバスコ地方に上陸したのは、1519年3月12日で、血なまぐさかったことでよく知られているポトンチャンの集落での戦いに勝利する少し前のことであった。その後、現在、「Santa María de la Victoria（勝利の女神である聖マリヤ）」の名前で知られる村が3月25日に建設されている。これが、[[スペイン]]がアメリカ大陸の土地を領有することになる契機となった最初の出来事である。[[司祭]]のフライ・バルトロメ・デ・オルメドが新大陸最初の[[ミサ]]を行い、ポトンチャンの住民は、スペインによる[[アステカ]]征服の鍵ともなった女性、[[マリンチェ]]をコルテスに引き渡すことになった。1525年には、フアン・デ・バリェシリョがタバスコの総督になったが、その地位は長くは続かなかった。1529年、[[ユカタン]]の征服者で知られる[[フランシスコ・デ・モンテーホ]]がタバスコ総督になった。1717年には、タバスコの人々は、イスラ・デ・トリス（isla de Tris）の海賊たちを打ち破って追い払い、「Nuestra Señora del Carmen」の村を築いたフアン・デ・アメストイの統治下にあった。以後、1821年にメキシコが独立するまで302年間、タバスコはスペインの統治下にあった。

 

== 脚注 ==

{{Reflist}}

 

{{メキシコの州}}