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また第二次世界大戦前の代表的[[国語辞典]]のひとつ、[[三省堂]]の『辭林』([[1907年]])『廣辭林』([[1925年]])などの監修をつとめた。特に廣辭林は、見出し語のうち、字音語に[[現代仮名遣い]]に近い表記を採用したため、ほとんどの中学生が使用したといわれる。なお、『広辞林』第五版([[1973年]])以降の版数は、『辭林』を初版とみなしたもの。
 
==著書==
*日本文法論 金港堂書籍 1903
*言語学 国学院 1903-1904
*国語の研究 同文館 1910
*日韓両国語同系論 三省堂書店 1910
*日本文法新論 早稲田大学出版部 1912
*カード式読史年表 広文堂 1913
*言語の研究と古代の文化 弘道館 1913
*女子教育日本文法教本 修5版 東京開成館 1919
*言語に映じたる原人の思想 大鐙閣 1920
*日鮮同祖論 刀江書院 1929
*新羅の片仮字 比較国語学史の一節 金沢博士還暦祝賀会 1932
*茶 世界飲料史の研究 創元社 1947 亜細亜研究叢書
*文と字 漢字雑考 創元社 1947 亜細亜研究叢書
*崑崙の玉 創元社 1948 亜細亜研究叢書
*地名の研究 創元社 1949 亜細亜研究叢書
*日韓古地名の研究 草風館 1985.4
 
==共編著==
*アイヌ語会話字典 [[神保小虎]]共著 金港堂書籍 1898
*辞林 三省堂 明40.4
*日語類解 三省堂 明45.3
*朝鮮地名字彙 羅馬字索引 小藤文次郎共編 東京帝国大学 1913
*広辞林 三省堂 1925
*小辞林 三省堂 1929 
*濯足庵蔵書六十一種 金沢博士還暦祝賀会 1933
*国文学論究 [[折口信夫]]共編 高遠書房 1934
 
==翻訳==
*ことばのいのち ダルメステッテル 富山房 1897
*言語学 セース [[上田万年]]共訳 金港堂 明31.8.
*言語学 マクス・ミューラー [[後藤朝太郎]]共訳 博文館 明39,40. 帝国百科全書
 
==記念論集==
*東洋語学乃研究 金沢博士還暦記念 金沢博士還暦祝賀会編 三省堂 1932 
== 参考文献 ==
* 金沢庄三郎『朝鮮地名資料集成 - 日韓古地名の研究』(全4冊)草風館 [[1985年]] ISBN 4-88323-074-0
* [[武藤康史]]「国語辞典の名語釈」[[三省堂]] [[2002年]] ISBN 9784385360942
 
== 外部リンク ==