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|logo=
|caption =
|latest release version = 4.5.2.5904(Windows版)5904 (Windows)
|latest release date = {{release date and age|2011|12|04}}
|latest preview version = 無し
|latest preview date = 無し
|operating_system = [[Android]], <br>[[BlackBerry|BlackBerry OS]], <br>[[iOS (アップル)|iOS]], <br>[[Mac OS X]], <br>[[WebOS]], <br>[[Microsoft Windows]], <br>[[Windows Mobile]]<br>[[Windows Phone]]
|license = [[プロプライエタリ・ソフトウェア|プロプライエタリ]]、paid web service
|website = [http://www.Evernote.com/ www.evernote.com]
}}
'''Evernote'''(エバーノート)は、[[パーソナルコンピュータ]]や[[スマートフォン]](高機能携帯電話)向けの個人用ドキュメント管理システム、および同システムの提供会社である。古くから[[日立製作所]]の [[光学文字認識|OCR]] ソフトや[[ペンタブレット]]を作っている会社でもある。
 
== 概要 ==
ウェブサイトを通じて登録し、アカウントを設定すれば、誰でも無料で利用できるようになり(有料のプレミアム版もあり)、同社が提供するサーバ上にテキスト・画像・PDFファイル などのデジタルデータを保存することができる。各自が設定した「'''ノートブック'''」と称するサブジェクトごとにデータを保存、記録したものは全て自動的にインデックスが作られ検索可能となる。任意のタグを付けたり、別のノートブックに整理することもできる。
 
利用者は用意された個人用Webウェブページもしくは各プラットフォーム向けに用意された専用クライアント・アプリケーション、あるいは携帯情報端末などのデバイス経由で保存したドキュメントにアクセスし、保存したデータの閲覧・編集が可能である。また、共有の設定を行うことで、他者と保存した情報の共同利用も可能となる。
 
===スタンダード版とプレミアム版===
Evernote は多くのウェブサービスと同様に、無料サービスと有料サービスを組み合わせた[[フリーミアム]]ビジネスモデルを採用している。スタンダード版(無料)においては月毎のアップロード容量制限(サービスを利用するにあたっての保存容量そのものに制限はない)が 60MB とされ、 同期されるファイル形式に制限がある他、画面隅にプレミアム版へのアップグレードを促す広告が表示される。月額 450 円または年額 4000 円(2011年11月8日以前の会員はドル決済も選択可能で、月額 5 ドルまたは年額 45 ドル)の会費を支払うことでプレミアム会員となり、月毎のアップロード制限容量が 1GB まで拡大され、データは SSL で強化され、全てのファイル形式が同期されるようになる。さらにプレミアム会員はオプションでアップロード容量を \450/GB ごとに追加購入することも可能である。
 
== クライアント ==
現在公式サイトで提供されているクライアントソフトウェアは [[Mac OSMicrosoft XWindows]] [[WindowsMac OS X]] があり、下記のスマートフォンにも対応している。
* [[Android]] 搭載の端末
* [[BlackBerry]] 端末
* [[iOS (アップル)|iOS]] 搭載の端末
* [[Palm]] 搭載の端末
* [[Windows Mobile]] 搭載の端末
* [[Windows Phone 7]] 搭載の端末
* [[Google Chrome OS]] 搭載の端末
 
==市場・利用者==
2010年9月時点の登録ユーザーが約450万人<ref>[http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100929_396843.html EVERNOTE、新サービスと国内企業との連携に関する説明会 ] - INTERNET Watch、2010年9月29日</ref>、2010年11月には500万人<ref>[http://journal.mycom.co.jp/news/2010/11/11/044/?rt=m&t=o&n=3133/ Evernoteユーザー数が500万人を突破] - マイコミジャーナル、2010年11月11日</ref>、さらに2011年8月には1,250万人<ref name="mycom20110826">[http://journal.mycom.co.jp/articles/2011/08/26/evernote/index.html Evernoteが初の開発者イベント - 出口戦略を否定、目標は"100年企業"]、マイコミジャーナル、2011年8月26日</ref>と急成長している。
 
2011年8月時点で利用者の 36% がアメリカから、次いで 27% が日本、4% でイギリス及び韓国と続く<ref name="mycom20110826" />。
 
=== 日本市場 ===
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== 企業姿勢 ==
Evernote 社は[[シリコンバレー]]の企業としては珍しく、自社を今後100年続く企業にしたいと意気込んでいる<ref name="mycom20110826" />。これは[[老舗]]企業が圧倒的に多い日本に感化されてのもので、同社のビジネスモデルとして顧客のデータを預かる以上、長期の信用が求められるからという考えが根底にある<ref>[http://japan.cnet.com/news/business/35005450/ 「出口戦略いらない、100年続ける」--Evernoteが日本企業から学んだこと]、CNET Japan、2011年7月22日</ref>。
 
== 脚注 ==