「ブータンの首相」の版間の差分

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== 概要 ==
ブータンでは、豪族間の政争により[[1964年]]、{{仮リンク|ジグメ・パルデン・ドルジ|en|Jigme Palden Dorji}}首相が暗殺されて以降、混乱が続き、後任の首相もクーデターを画策したことから、内閣を総理する大臣職は空席となっていた。その後は長く国王親政<ref group="">1968年に閣僚評議会が設置されたが、その議長職は、1998年まで国王が務めた。</ref>となる。1998年、[[ブータンの国王一覧|国王]]主導の民主化により、首相に相当する「閣僚評議会議長」職が復活し、閣僚評議会議長は閣僚が任期1年の輪番制により交代で担当した<ref group="注釈">2003年に、閣僚はそれまでの6人から10人に増員された。</ref>。
 
2008年、[[立憲君主制]](議会君主制)と[[議院内閣制]]が導入されたことに伴い、内閣総理大臣としての[[首相]]職が復活した。同年3月24日の[[国民議会 (ブータン)|国民議会(下院)]]選挙で勝利した[[ブータン調和党]](DPT)党首[[ジグメ・ティンレー]]が、4月9日に初の民選首相に任命されている<ref>Kuensel Online 2008/04/09[http://www.kuenselonline.com/modules.php?name=News&file=article&sid=10173 His Majesty to confer Dakyen on PM today](2008年4月9日閲覧)</ref>。