「二重惑星」の版間の差分

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二重惑星を構成する2つの天体は、その[[質量]]が似通っているものだと考える人がいる。ただし「質量が似通っている」と判断するための[[閾値]]に関しては明確に決まっていない。つまり質量が似通っていることが必要だと主張する人達の間でも、2つの天体の質量比がどの範囲までであれば二重惑星系と言えるのかが決まっていないのである。
 
通常、衛星の質量は、その母惑星の質量に比べて十分に小さい。例えば太陽系の衛星のうち、水星の直径を超える比較的大きな衛星として知られる[[タイタン (衛星)|タイタン]]ですら、母惑星である[[土星]]と比較すると、その質量比は1/4230に過ぎない。他に水星の直径を超える衛星としては[[ガニメデ (衛星)|ガニメデ]]が知られているものの、母惑星である[[木星]]との質量比はさらに小さいため問題とされない。
 
衛星の質量がその母惑星の質量に肉薄している例外としては、[[地球]]の衛星の[[月]](1/81.3[[地球質量]])、[[冥王星]]の衛星[[カロン|カロン (衛星)]](1/8.6冥王星質量)が知られている。既知の太陽系内の天体の中ではこれらを二重惑星とするか否かが議論されている。