「軽部征夫」の版間の差分
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== 人物・経歴 ==
[[東京都]]出身。[[立川市]]に住んでいたが周辺に外国人が多かったことなどから、海外への憧れを持っていた。やがて[[船]]の[[乗組員]]を目指し、[[東京水産大学]]への入学を果たす。しかし、大学の実習で乗船したところ船酔いのひどいことが発覚し、船乗りになるのを諦める。その後、研究室で[[被曝]]の研究を行なっていた所これに熱中し、大学院への進学を決意。そして[[東京工業大学]]大学院に入学するが、当時の指導教授の助言もあり、[[バイオセンサー]]研究の道を歩み出した。大学院卒業を前に、指導教授より[[イリノイ大学]]研究員への推薦もあり、同大学の研究員となり[[基礎医学]]の研究に熱中する。軽部は当時この研究に夢中で、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]永住も考えたという<ref name="karube_chara_1">{{Cite web|url=http://collcoll.net/president/teu/ |title=東京工科大学 学長 軽部 征夫 氏 - 進学情報紙CollColl 学長を訪ねて
ところが、人材不足から日本へ帰国するようにとの催促があり帰国する。帰国した軽部はバイオエレクトロニクスの研究を続けるが、当時未開拓に近い研究分野でもあり、軽部の研究室は世界でもトップグループに数えられていた<ref name="karube_chara_1"/>。
やがて、[[慶應義塾大学]]からの打診で同大学へ赴任予定であったが、当時[[東京工科大学]]の学長であった[[相磯秀夫]]らから、研究者を自由に数十名集め好きな研究をして欲しいとの提示があり、同大学へ行くことを決意したと語っている<ref name="karube_chara_2">{{Cite web|url=http://www.hondafoundation.jp/library/pdfs/hofrep109.pdf |title=本田財団レポート No.109 「バイオニクスへの挑戦」
同大学で教鞭をとる傍ら研究も行なっていたが、2008年に同大学学長となり、現在までに大学改革等の大学経営の方面においても手腕を発揮している。
専門分野は、[[化学工学|プロセス工学]]、[[人間工学|人間医工学]]、[[ナノテクノロジー|ナノ・マイクロ科学]]。
== 略歴 ==
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[[バイオテクノロジー]]関係を中心に多数の著書を執筆している。
=== 単著 ===
*『
*『クローンは悪魔の科学か―食糧・医薬・生命力 人類を救うバイオの先端科学』、[[祥伝社]]、1998年4月、ISBN 978-4396610715
*『
*『
*『知らないと損する先端技術の大常識』、[[日刊工業新聞社]]<B&Tブックス>、2001年7月、ISBN 978-4526047657
*『トコトンやさしいバイオニクスの本』、日刊工業新聞社<今日からモノ知りシリーズ>、2001年11月、ISBN 978-4526048456
*『トコトンやさしい生命工学の本』、日刊工業新聞社<今日からモノ知りシリーズ>、2003年12月、ISBN 978-4526052194
*『バイオニクス学のすすめ』、[[丸善]]、2004年7月、ISBN 978-4621074381
*『バイオテクノロジー―その社会へのインパクト』、[[放送大学教育振興会]]<放送大学教材>、2004年11月、ISBN 978-4595543845
*『バイオニクス学事典』、丸善、2005年2月、ISBN 978-4621075272
*『バイオテクノロジーと社会』、放送大学教育振興会<放送大学教材>、2005年3月、ISBN 978-4595305276
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*[http://www.teu.ac.jp/ 東京工科大学]
*[http://gsdatabase.teu.ac.jp/teuhp/KgApp?kyoinId=ymeogyodggy 東京工科大学 教員業績]
*[http://unit.aist.go.jp/
== 脚注 ==
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