「固有状態」の版間の差分

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よってその解<math>|\psi\rangle \ </math>は、'''エネルギー固有状態'''である。
 
状態がエネルギー固有状態のひとつ<math>|\psi_i\rangle \ </math>であった場合、エネルギーを測定すると、測定値は<math>|\psi_i\rangle \ </math>に対応するエネルギー固有値<math>E_i \ </math>が必ず得られる。よってエネルギー固有状態は「エネルギーが確定しているような状態」とも言える。
このことから、[[状態ベクトル]]や[[波動関数]]のことを単に「固有状態」と呼ぶことがある。
 
ある[[状態ベクトル]]や[[波動関数]]のことを単に「固有状態」とか「固有関数」と呼ぶことがある。しかしその意味は「シュレーディンガー方程式の解であり、エネルギーが確定しているような特別な状態」ということであり、任意の状態を意味しているわけではない。
 
== 関連項目 ==