「太上皇」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
9行目:
 
== 韓国 ==
[[李氏朝鮮]]の君主号は国王であり、退位した国王には'''太[[上王''']]の尊号を贈る例があった。[[1897年]][[10月12日]]、李氏朝鮮第26代国王[[高宗 (朝鮮王)|高宗]]は国号を[[大韓帝国]]とし、王号をあらためて皇帝号を称した。高宗は、近隣諸国の内政に対する介入がある中で親露政策を採り、日本の干渉の排除を志向した。その象徴的な出来事が[[ハーグ密使事件]]であり、朝鮮に対する日本の支配を排除するため、その不条理を国際社会に訴えたが、これが頓挫した上、日本との関係をより悪化させた。そのため[[李完用]]など親日派勢力により皇帝の退位が画策され、7月20日、[[皇太子]]([[純宗 (朝鮮王)|純宗]])への譲位に追い込まれて太上皇となった。太上皇、太上天皇といった東アジアの上皇としては最後の例となる。
 
== ベトナム ==