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日本に植えられたヨーロッパナラ
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== 寿命 ==
ごつごつとした大きく広がった枝の長命な樹木である。自然に数世紀を生きるものの、最古級の木々の多くはその木の健康にするとまではいかないまでも潜在的寿命を延ばすための[[枝打ち]]がなされている。ヨーロッパナラの最高齢は[[リトアニア]]の[[スタルムジェー]] ([[:en:Stelmužė|Stelmužė]]) にある樹齢1500年である(おそらくはヨーロッパ最古のオーク)。また[[デンマーク]]の[[イェーアスプリス]] ([[:en:Jægerspris|Jægerspris]]) の ''Kongeegen'' (王のオーク)は樹齢1200年である。[[スウェーデン]]の[[クヴィッレーカン]] ([[:en:Kvilleken|Kvilleken]]) には1000年以上の周囲14mに達するものがある[http://www5.h.lst.se/lansfakta/natur/u_nm/rumskullaeken.htm]。枝打ちされていないものでは[[ドイツ]]の[[イーフェナック]] ([[:en:Ivenack|Ivenack]]) のものが最古で、この木と近隣の木の年輪により推測された樹齢は700から800年である。
== 日本に植えられたヨーロッパナラ ==
 
*[[京都大学]]農学部の[[オリンピック]]オーク 1936年の[[ベルリンオリンピック]]金メダリスト[[田島直人]](三段跳び)が副賞として[[ヒトラー]]から受けた高さ30センチほどの小さな鉢植えを母校に寄贈したもの。以降、70年を経て樹高20mに達していたが、2008年[[ナラ枯れ病の為]]、枯死。
*椙山女学園中学校・高等学校のオリンピックオーク 同じくベルリンオリンピック副賞として 金メダリスト(水泳200m平泳ぎ)[[前畑秀子]]がが副賞としてヒトラーから受けたもの、既に枯死していると思われるが2代目が植わっている。
*[[広島平和記念公園]] 1961年西ドイツ大学教授団から寄贈。
*日英グリーン[[同盟]] 2002年、日英同盟(1902年)の締結100周年記念として[[英国]][[大使館]]が実施した、2002年1月末から12月までの1年間にわたって植栽が行なわれ、全ての47都道府県約200ヶ所に植樹された。
*他にも[[記念樹]]、[[街路樹]]等として植栽されている。
== 近縁種 ==
近縁種の[[フユナラ]] (Quercus petraea) とは生息範囲の多くが重複する。差異はヨーロッパナラの葉が非常に短い葉軸を持ち花梗のあるドングリが実ることである。2つの種は天然で雑種 (Quercus x rosacea) を作る。