「うなり」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
フランジ効果は遅延が主体であるため除去
24行目:
<center>[[画像:Beat.png]]</center>
赤が周波数110Hzの波、緑が周波数104Hzの波、青が重ね合わせた波であり6Hzのうなりが見られる(図では波がはっきり見えるように極端に低い周波数を選んでいる)。
 
== フランジ効果 ==
 
比較的周波数の近い二つの音源を重ねると、その周波数の差のうなりが発生する。さらに、複雑な周波数やフォルマントを多く含む場合は、新たな音色も発生し、聴覚上美しい響きとなる場合がある。
 
これを経験的に知りえた[[ビートルズ]]は、楽曲の録音テープの縁(フランジ)を手で触ることにより、テープの送り速度を微妙に変化させながら、二つの同じ楽曲を重ねて録音した。その結果、それまでにはなかったような美しい音色となった。これを、フランジ効果といい、特に音楽業界では、その効果をもたらす機器を[[フランジャー]]と称す。
 
== 関連項目 ==