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[[File:Alfred Doeblin 1930.jpg|thumb|190px|アルフレート・デーブリーン(1930年)]]
'''アルフレート・デーブリーン'''(Alfred Döblin、[[1878年]][[8月10日]] - [[1957年]][[6月26日]])は、[[ドイツ]]の小説家。[[プロイセン]]の[[シュテッティン]](現ポーランド領)の仕立屋の家に生まれる。両親はともに
早く[[ギムナジウム]]時代から創作を始めており、1910年にはヘルヴァルト・ヴァルデンらと[[表現主義]]の中心的雑誌『嵐』の創刊に携わった。1913年には表現主義の先駆的な短編「たんぽぽ殺し」を発表している。もっともデーブリーンの本領は長編小説にあり、18世紀中国の革命運動を扱った『王倫の三跳躍』(1915年、[[フォンターネ賞]])、30年戦争を扱った『ヴァレンシュタイン』(1920年)、未来小説『山・海・巨人』(1924年)、ベルリンの下層社会を舞台にした都市小説の代表作『[[ベルリン・アレクサンダー広場]]』(1929年)、南米の植民地時代を描く三部作『アマゾン川』(1937年-1938年)など、弱者の立場に立ちながら多様な主題を扱った作品を発表した。デーブリーンは[[ジェイムズ・ジョイス|ジョイス]]の『[[ユリシーズ]]』や[[ジョン・ドス・パソス|ドス・パソス]]から影響を受けており、[[内的独白]]や[[モンタージュ]]的場面構成など様々な技法を試みている。
1933年にパリに亡命、フランスの共産主義者たちと交流し、この体験をきっかけに
== 日本語訳 ==
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== 参考文献 ==
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* アルフレート・デーブリーン 『ポーランド旅行』 岸本雅之訳、鳥影社ロゴス企画、2007年
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