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テレビ中継は[[NFL on CBS|CBS]]が担当した。
 
== 背景 ==
1985年3月10日から15日に開かれたオーナー会議でマイアミでの6度目となる開催が決定、過去5回は[[マイアミオレンジボウル]]で行われたが、この試合は[[ジョー・ロビー・スタジアム]]で開催される初めての大会となった。
 
=== サンフランシスコ・49ERS ===
ナイナーズは[[マイアミ・ドルフィンズ]]を破った[[第19回スーパーボウル]]以来4年ぶりの出場となった。過去3シーズン、チームはプレーオフ出場を果たしていたがいずれも1回戦で姿を消していた。シーズン中、モンタナと[[タンパベイ・バッカニアーズ]]から獲得した[[スティーブ・ヤング]]の間で先発争いが行われた。6勝5敗から残り5試合に先発したモンタナが4勝をあげて、チームは10勝6敗し、[[NFC西地区]]優勝でシーズンを終えた。モンタナは238回のパス成功で2,981ヤード、18TDをあげた。[[ジェリー・ライス]]は64回のキャッチで1,306ヤードを獲得、9TDをあげた。[[ロジャー・クレイグ (アメリカンフットボール)|ロジャー・クレイグ]]はチームトップの76回のキャッチをあげると共に、ラン、レシーブで合計2,036ヤードを稼ぎ、10TDをあげた。FBの[[トム・ラスマン]]も427ヤードを走るとともに42回のキャッチで387ヤードを獲得した。スペシャルチームでは2年目の[[ジョン・テイラー (アメリカンフットボール)|ジョン・テイラー]]がパントリターンでNFLトップの556ヤード、平均12.6ヤードをリターンし2TD、キックオフリターンでも228ヤード、レシーブでは14回のキャッチで325ヤード(平均23.2ヤード)を獲得した。
 
ディフェンスでは[[ティム・マッカイアー]]が7インターセプト、[[ロニー・ロット]]が5インターセプト、[[エリック・ライト (1959年生のコーナーバック)|エリック・ライト]]、[[ジェフ・フラー]]と合わせてディフェンスバック陣で18インターセプトを奪った。またラインバッカーの[[チャールズ・ヘイリー]]が11.5サック、2ファンブルリカバーをあげた。
 
=== シンシナティ・ベンガルズ ===
ストライキで短縮された1987年シーズン、[[サム・ワイチ]]ヘッドコーチとQB[[ブーマー・アサイアソン]]は反目しあい、チームは4勝11敗に終わった。1988年アサイアソンはキャリアベストとなる3,572ヤードを獲得、28TD、14INTでNFLトップのQBレイティング97.4の成績をあげて、[[最優秀選手 (NFL)|シーズンMVP]]に選ばれた。
 
チームのオフェンスからは6人の選手が[[プロボウル]]に選ばれた。
 
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== 試合開始前の話題 ==
ベンガルズのリターナーを務めていたRB[[スタンリー・ウィルソン・シニア]]は、3度目の薬物違反によりスーパーボウル前日、NFLから永久追放された。
 
== 試合経過 ==
この試合では両チームに多くのけが人が出た。開始3プレー目でナイナーズのタックル、[[スティーブ・ウォレス]]が足首を負傷し退場、さらにベンガルズのティム・ムラムリーは足首を180度近くひねって左足の骨を2本折った。
 
前半はお互いFG1本を決めて3-3でハーフタイムを迎えた。後半にもFGを1本ずつ決めて6-6となった後、ベンガルズのキックオフリターンで[[スタンフォード・ジェニングス]]が93ヤードのリターンTDを決めて13-6とベンガルズがリードした。その後モンタナから[[ジェリー・ライス]]への14ヤードのTDパスが決まり、13-13となった。
 
ベンガルズは残り3分20秒に[[ジム・ブリーチ]]が40ヤードのFGを決めて16-13とリードした。
 
49ERSはキックオフリターンで反則を犯してしまい、ハーフディスタンスの罰退、自陣8ヤード地点からの攻撃となった。
 
 
10勝6敗のチームがスーパーボウルで優勝するのは初めてのことであった。
 
== 脚注 ==