「ジャミラ (ウルトラ怪獣)」の版間の差分
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*スーツアクター:[[荒垣輝雄]]
元々は、[[宇宙開発競争]]の時代に某国が打ち上げた宇宙船に乗っていた[[宇宙飛行士]]「ジャミラ」であり、正真正銘の地球人であった。事故によって水のない惑星に不時着し、救助を待つ間にその惑星の環境に適応して体が変異し、怪獣の姿になってしまった。母国が国際批判を恐れて事実を隠蔽し、救助を出さなかったために見捨てられたことを恨み、最終的には自らの手で宇宙船を修理・改造して、復讐のために地球に帰ってきた。自由に姿を消す宇宙船を操縦し、要人を乗せた旅客機を次々と墜落させたが、[[ウルトラマン#科学特捜隊|科学特捜隊]]に宇宙船の位置を見破られて撃墜され、その姿を現した。<!---口の下側には毛の様な物が生えており、{{要出典範囲|これは人間だった頃の顎髭の名残らしい。|date=2011年3月}}--->最大の武器は、口から吐く100万度の高熱火炎であり、出現した地点の近くにある村の家々を焼き払ったり、踏みつぶしていたりしたが、科学特捜隊のイデ隊員に「人間らしい心はもう無くなってしまったのか!」と叫ばれ、思い止まる。
水のない星に長く居たためか皮膚が粘土質に変化しており、そのため火には強いが、皮肉にもずっと欲していた水が最大の弱点となってしまっている。「ジャミラが元は人間だったという事実を公表せず、あくまでも『怪獣』として葬り去れ」という[[パリ]]本部からの命令を受けた科学特捜隊による人工降雨弾攻撃には苦しみながらも耐えたが、ウルトラマンのウルトラ水流には耐えられず、這いつくばって国際会議場の万国旗を潰し、赤ん坊の泣き声に似た断末魔の叫びを発して絶命した。
死体は科学特捜隊が埋葬し墓標を建てたが、
{{雑多な内容の箇条書き|date=2011年9月}}
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*当該エピソードは映画『[[実相寺昭雄監督作品ウルトラマン]]』に組み込まれ、映画公開されている<ref>予告でのクレジットは「'''せい星怪獣 ジャミラ」</ref>。
*特徴的な外見は、衣服の丸首の部分を頭まで被る事によって子供に真似される事がある<ref>例を挙げると、[[東野圭吾]]によるエッセイ『あの頃ぼくらはアホでした』における一節『「ペギラごっこ」と「ジャミラやぞー」』など。</ref>。
*悲劇的なシナリオで知られる怪獣である反面、要人とは関係のない一般人もろとも旅客機を墜落させる、一般人の民家を焼き払う、国際会議場を破壊しようとするなど、彼を見捨てた“某国”とは関係のない人々に対しても無差別の殺戮や破壊活動を行っていることも事実であり、その点からジャミラを一方的に被害者扱いする事に対して否定的な見解が語られることもある<ref>例を挙げると、[[盛田栄一]]の『[[空想法律読本]]』における「ジャミラ放水殺人事件」など。</ref>。劇中でも、ジャミラの理不尽な破壊活動に憤ったイデ隊員が「ジャミラ
*イデ隊員の言葉に一瞬、我に返るシーンで、『[[ガス人間第一号]]』のBGMが使用されている。
=== 資料での記述 ===
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