「キノコの部位」の版間の差分

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[[Image:Metuloid.jpg|thumb|180px|right|アセタケ属に見出される油冠シスチジアの一例。厚い細胞壁を備え、厚壁シスチジアの一例でもある。]]
 
シスチジアの定義には多少あいまいな部分もあるが、見出される位置・形態・化学的性質などによって、上記の呼称が適宜に併用されて記載に用いられている。その存在意義としては、担子器同士の間隔の調整・重力の検(傘を水平に保ち、効率的に胞子を飛散させるため)・二次代謝産物の貯蔵や排泄などの役割を担っているとも考えられているが、まだ推測の域を出ない部分が多い。
 
 
通常、シスチジアの有無を肉眼で確認するの見えない困難であるが、[[ヒナノヒガサ]](''Rickenella fibula'')、[[ミヤマオチバタケ]](''Marasmius cohaerens'')など一部の種では肉眼でも見出すことができる大きなシスチジアを持つものがある。また、ひだの縁にシスチジアが密生するものでは、ルーペでその存在を知ることが出来る場合も多い。特にひだ(もしくは管孔壁)そのものが有色でシスチジアが無色であるもの(ナヨタケ属・[[モエギタケ属]]・[[チャヒラタケ属]]など)、あるいは逆に、ひだや管孔が無色であるのにシスチジアが特有の色調を帯びるもの([[クヌギタケ属]]・[[ウラベニガサ属]]や[[イッポンシメジ属]]など)においては、ルーペを用いなくても注意深い観察によってシスチジアの有無が判断できる場合がしばしばある。
 
=== 胞子 ===
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