「道場破り」の版間の差分

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== プロレスにおける道場破り ==
[[プロレス]]界では腕自慢の部外者が[[プロレスラー]]との腕試しを要求するケースが時折あるとされ、こういった目的を持つ人物がプロレス団体の道場に押しかけて来た場合を「道場破り」と呼ぶことがある。この場合プロレス団体側は可能な限りの適役、即ち[[ガチンコ]]での立ち合いで実力を発揮するレスラーに相手をさせるのが通例。道場内での試合は営利目的の興行ではないため、相手を務めるレスラーの人気や知名度などを団体側は考慮しない。かつての[[新日本プロレス]]ではブレーク前の[[藤原喜明]]がその役を任されており、[[アントニオ猪木]]に挑戦しようと道場に押しかけてきた部外者をことごとく返り討ちにしたことから、「猪木の[[影武者]]」と呼ぶ声もあったという。また、[[佐山聡]]も若手時代に同様の役を任されていたことを明言している。
 
[[ルー・テーズ]]は「相手が格闘技について全くの素人であったとしても、一切手を抜くべきではない」と語っており、素人相手だからこそ重大な事故が起こりうる危険性を指摘している。これについては[[アメリカ]]では興行側が観客から挑戦者を募集するイベントを行っていた時代があり、[[ミスター・レスリング]](ティム・ウッズ)が素人の挑戦を受けた試合で左手の薬指を噛みちぎられた事件がある。
 
[[安生洋二]]は[[UWFインターナショナル|UWFインター]]に所属していた[[1994年]]、UWF参戦を嘱望されていた[[ヒクソン・グレイシー]]に挑戦するため、ヒクソン・グレイシー柔術アカデミーに乗り込み、道場破りを敢行した。結果はタックルからマウントを取られ、パウンドからチョークスリーパーで失神させたあとバウンドで目を覚まさせ再びチョークスリーパーで失神させられるという結果であったが、ヒクソンとUWFに対する世間の関心は強まり、[[PRIDE.1]]におけるヒクソン―高田戦の布石ともなった。
 
==関連項目==