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『'''暁闇のヴォルフ'''』(アカツキヤミのヴォルフ』)は[[幻冬舎緒方てい]]発行の漫画雑誌『[[コミックバーズ]]』によって連載されてい[[緒方てい日本]]の[[ファンタジー漫画]]作品である。時代考証協力&ドイツ語訳は[[森貫史]]。[[幻冬舎]]発行の漫画雑誌『[[コミックバーズ]]』で連載されており、2012年2月現在、単行本は2巻まで刊行されている。
 
 
 
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== あらすじ ==
舞台は第一次世界大戦の敗北、そしてそれに伴う反乱と革命の記憶も新しいワイマル共和国。世界最後の魔導師を喰らった狼王ヴォルフは、何の因果か魔導師の孫娘フェルスと共に行動することとなる。人間と相容れない存在であり、娘を置いていこうとするヴォルフ。しかしその心臓には魔導師が死の間際に放った2つの呪いがかかっていたのであった。
 
旅を続ける2人の前に、次々と闇の怪物達が襲い掛かる。2つの呪いの意味とは!? そして2人の行く先に待ち受けるものは・・・!?
 
旅を続ける2人の前に、次々と闇の怪物達が襲い掛かる。
2つの呪いの意味とは!? そして2人の行く先に待ち受けるものは・・・!?
 
== 主な登場人物 ==
; ヴォルフ
: 本編の[[主人公]]、狼王。世界最後の魔導師を喰らったことでその心臓に『[[愛]]』と『[[正義]]』の2つの呪いをかけられる。それらに逆って行動しようとすると心臓が痛んでしまうため、不本意ながらも困っている人を見捨ててけない。最後の魔導師が被っていた帽子を身に着けている。フェルスからは物語の途中から『ヴォルフィ』と呼ばれる。
; フェルス
: [[ヒロイン]]。10歳。魔導師の孫娘であり、ヴォルフと旅をしている。盲目であるが、『人の心の色』を見る力を持つ。その眼には世界を滅ぼす更なる力があると祖父に告げられていた。
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; リカルダ・ブルノルト
: 『ベルリン月刊』の記者。ビンゲンにおける失踪事件を追っていて、偶然町に立ち寄ったヴォルフらと知り合う。人に見えないものが見える力(ヴォルフ曰く『妖精の目』)を持ち、ヴォルフが常人とは異なるものだと感じている。事件の解決後、ヴォルフらを追うこととなる。
 
== 用語解説 ==
; メールヒェンの住人
: 現世とは異なる世界に棲む悪魔や怪物達を指す。悪魔などは人間の欲望と肉体をもって召される。
: 強力な者程現世に来ることは出来ないはずなのだが・・・とされている
== 単行本 ==
* 緒方てい『暁闇のヴォルフ』[[幻冬舎]]〈[[幻冬舎コミックス|幻冬舎コミックス バーズコミックス]]〉、既刊2巻以下続刊
*# [[2011年]]7月24日初版第一刷発行(7月23日発売) ISBN 978-4-3448-2265-8
*# [[2012年]]1月24日初版第一刷発行(1月24日発売) ISBN 978-4-3448-2401-0
 
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