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=== 光ケーブルの一分岐貸し問題 ===
{{和暦|2011}}[[11月18日]]にソフトバンクBB株式会社は、ソフトバンクテレコム株式会社と連名で、光ケーブルの一分岐貸し問題に関して、東日本電信電話株式会社および西日本電信電話株式会社に対する訴訟の提起した<ref>[http://www.softbankbb.co.jp/ja/news/press/2011/20111118_01/ NTT東西に対する訴訟の提起について|ソフトバンクBB株式会社,ソフトバンクテレコム株式会社]</ref>。背景としては、DSLサービスが解約されているため採算が悪化しているが、代替となるFTTHサービスを提供するために必要なインフラを両社が所有していないことがある。総務省の統計から推測されるソフトバンク系列のDSLの契約件数は、最盛期には515万件を超えていたが、2011年9月末現在で、288.6万件にまで減少している。
利用者の流出を防ぐために、2009年4月1日からNTTのフレッツ光回線を利用したYahoo! BB 光 with フレッツサービスの提供を開始した。これにより、DSLサービスとYahoo! BB 光 with フレッツサービスとを合計した契約件数としては、ほぼ横ばいになっている。しかし、フレッツ光回線ではソフトバンクBBが想定する一分岐貸しの場合に見込まれる収益よりも収益性が低いだけでなく、既存のDSLの収益性よりも低い。そのため、既存のDSLのユーザがYahoo! BB 光 with フレッツサービスに移行するにつれて、企業としての収益性が減少悪化している。実際、ソフトバンク系列の2012年3月期第3四半期(2011年4~12月)の決算によると、ブロードバンド・インフラ事業は、売上高が前年同期比10.2%減の1297億円、営業利益が同15.6%減の283億円と、減少傾向に歯止めがかからなくなっている。
要するに商売として儲からなくなったから、競争相手に難癖をつけて訴えたというのが真相であろう。