「聖ヘレナ」の版間の差分

==伝説・逸話==

[[File:Helena tomb.jpg|thumb|220px|聖ヘレナの石棺（[[バチカン美術館]]蔵）]]

*320年頃、[[ゴルゴタ]]に巡礼し、キリストが磔になった十字架を発見した、とされる。伝説によればヘレナは息子のコンスタンティヌスに依頼されてこの地を訪れ、9月14日に探し出したという。このとき同じ場所で聖釘（キリストに打ち付けた釘）も見つかった<ref>{{Cite book|和書|author=ヤコブス・デ・ウォラギネ|year=2006年|title=黄金伝説2|publisher=平凡社|pages=P.211}}</ref>。聖釘と十字架の破片はモンツァ（イタリア）の博物館が所蔵している<ref>{{Cite book|和書|author=ヤコブス・デ・ウォラギネ|year=2006年|title=黄金伝説4|publisher=平凡社|pages=P.467}}</ref>。この十字架をめぐるヘレナの伝説は4世紀末にヨーロッパから起こった<ref>{{Cite book|和書|author=ヤコブス・デ・ウォラギネ|year=2006年|title=黄金伝説2|publisher=平凡社|pages=P.211}}</ref>。

*イエスの脇腹を刺した槍を発見<ref>{{Cite book|和書|author=ヤコブス・デ・ウォラギネ|year=2006年|title=黄金伝説1|publisher=平凡社|pages=P.504}}</ref>。