「思春期美少女合体ロボ ジーマイン」の版間の差分

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Tribot (会話 | 投稿記録)
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|発売日=
|開始=[[1999年]][[2月25日]]
|終了=1999年[[7月25日]]
|話数=全6話
|その他=
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== 解説 ==
サンライズ初のOVAオリジナル作品。[[美少女]]+[[ロボットアニメ|メカ]]という2大[[オタク]]要素が特徴だったがさほど話題にはならなかった<ref>『[[舞-HiME]]』が「サンライズオリジナル作品初の[[萌えロボットアニメ]]」のエッセンス謳って盛り込んでいることこれは「[[萌えラブコメディ|ラブコメ]]」を狙った作品や家族愛などの人間ドラマも随所に盛り込んはなかったらし。</ref>。ラストには続編を匂わせるカットが導入されたが、続編製作には至っていない。[[塩沢兼人]]が最後に出演した矢立肇のアニメでもある
 
舞台は[[東京]]の下町・[[浅草]]で、[[1970年代]]の雰囲気を演出している。また、それに合わせてキャラクターもできるだけディフォルメや萌えを避けてデザインをしている。しかし、逆にこれが今ひとつ印象に残らない(視聴者にいい印象を与えられない)原因を作ってしまったようだ。本作はロボットアニメのエッセンスを盛り込んでいるほか、[[ラブコメディ|ラブコメ]]や家族愛などの人間ドラマも随所に盛り込んでいる。
 
劇中に過去の[[ロボットアニメ]]が(本編内の)テレビ画面に登場するなどの[[パロディ]]<ref>『[[勇者ライディーン]]』の1シーンがテレビ画面に挿入されていたり、「[[超電磁ロボ コン・バトラーV|超電磁ヨーヨー]]」の名称が出ていることなどから。</ref>があり、ジーマインの世界観を引き立てている。
 
{{ネタバレ}}
 
== ストーリー ==
西暦1976年。突如浅草に無機生命体オーガピエンスが出現、地球に対して攻撃を開始した。オーガピエンス率いるオーガソルジャーに対抗できるのは,月面で発見された「ジーデヴァイス」の設計図をもとに開発された巨大ロボット・ジーマインしかない。花川戸家の長女・あやめは謎の青年・甲児の導きによってジーマインを起動させ、オーガソルジャーと戦うことになるが…
 
== キャスト ==
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;ジーマイン
:月で発見されたプレート「ジーデヴァイス」の情報を元に製作された対オーガピエンス用戦闘ロボット。物語初頭はパーツごとに分離した状態で東京湾に沈んでおり<ref>ジーマインが開発されたのは物語の時点から約12年前であり、初めてオーガピエンスが地球に襲来したのもその時期であった。当初ジーマインのパイロットを務めていたあやめたちの父、ロバート・コーンはオーガピエンスとの戦闘により死亡、彼女たちの母である琴も戦闘時に起きた爆発に巻き込まれ死亡している。</ref>、それをアメリカ軍が回収するシーンから始まっている<ref>そのため、第1話時点で回収できたのは合体時に分離しないZ-1のみであった。</ref>。その後、回収されたZ-1にあやめが偶然乗り込み、オーガピエンスとの戦闘を開始した。そのときに他の2機のパーツを呼び寄せてジーマインに合体している。
:「'''ジーフォーメーション・スタート'''」のコールでフォーメーションをとり、それぞれのロボが変形、合体する<ref>Z-1の胸部が左右に開いて脚部が収納される、各コアロボットのパーツ位置、合体フォーメーションをとるときにエンブレムが浮かび上がるなど、その合体プロセスは『[[未来ロボ ダルタニアス]]』や『[[最強ロボ ダイオージャ]]』に似てい。</ref>。そのときにZ-1の操縦桿が変形し、コックピットのコンソール等がジーマイン用に入れ替わる。第1話ではあやめが単独で操縦したが、第2話以降はれんげとすみれがパイロットに加わっている。終盤、合体後の余剰スペースから出現した第4コックピット<ref>ジーマインの胸部に位置する。</ref>にさつきが搭乗する事でフルパワーを発現することが可能になった。
:武器は腕に装備しているブレードを起こし、回転しながら下腕を射出する「'''ジーナックル'''」、背中のウイングを取り外して敵に投げつける「'''ジーブーメラン'''」、膝から取り出す二振りの斧「'''ジートマホーク'''」、腿に内蔵された連射式キャノン砲「'''ジーキャノン'''」など。なお、「ジーマイン」の「'''ジー'''」は英単語の「'''Z'''」であるが、本来の発音である「'''ズィー'''」ではなく、あえて「'''ジー'''」と読ませている。
:;Z-1 マインアタッカー
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:;Z-3 マインクラッシャー
::すみれが操縦するコアロボットで、第2話で起動。武器は両肩から照射される音波兵器「'''マインソニック'''」。ジーマインの両脚を担当する。最初、Z-2とZ-3は、2人が搭乗しても動かす事ができなかったが、2人のDNAに反応したため、操縦できるようになった<ref>あやめがZ-1を動かす事ができたのも、父であり先代パイロットでもあるロバートのDNAを受け継いでいるためであり、妹達も同様である。</ref>。
:
;ジーベース
:ジーマインをサポートするために建造された潜水艦タイプの移動基地。各コアロボットを格納し、修理や補給をおこなうほか、ミサイルランチャーや機関砲などの武装も搭載している。最終話では窮地に陥ったジーマインを救うために特攻した。
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== 主題歌 ==
*OP「乙女の祈り」(作詞:椎名可憐  作曲・編曲:信田かずお  歌:岩永雅子)
*ED「rouge/赤」(作詞:椎名可憐  作曲:千沢仁  編曲:信田かずお  歌:岩永雅子)
 
== 関連商品ビデオ、DVD ==
ビデオとDVDが同時発売。
* 第1話「さくら空 鋼鉄の生命体出現」 1999年2月25日発売
* 第2話「家族愛 12年目の戦い」 1999年3月25日発売
* 第3話「母の祈り 電磁檻のさつき」 1999年4月25日発売
* 第4話「発見 謎の第4コックピット」 1999年5月25日発売
* 第5話「驚異 ジーマインMAXパワー」 1999年6月25日発売
* 第6話「哀切 虚空に散りゆくひと」 1999年7月25日発売
 
== 脚注 ==