「ルカ・シニョレッリ」の版間の差分

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[[コルトーナ]]の出身で、師は[[ピエロ・デラ・フランチェスカ]]であるとされるが、画風は師の理知的で静けさに満ちた作風とは異なり、ダイナミックな線描と正確な人体表現が特色である。[[サンドロ・ボッティチェリ|ボッティチェリ]]、[[ペルジーノ]]らとともに、[[バチカン]]のシスティナ礼拝堂の壁画装飾に携わっており、当代一流の画家とみなされていたことがわかる。
 
シニョレッリの裸体表現の彫刻的な力強さは[[ミケランジェロ・ブオナローティ|ミケランジェロ]]の画風の先駆をなすものである。ヴァザーリ(画家・美術史家)によれば、ミケランジェロはシニョレッリの仕事をいつも賛嘆しており、ミケランジェロ自身の代表作「最後の審判」の制作にあたってシニョレッリの表現を参考にしたという。イタリア中部[[オルヴィエト]]の大聖堂にある「最後の審判」を題材とした壁画連作が代表的な仕事である。
 
==代表作==