「生の哲学」の版間の差分

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Lebensphilosophieは、近代以前では、「人生哲学」と呼ばれるものであり、「どのようにして、良く生きるか」という古代時代からしばしば論じられてきたテーマのひとつを指してきた。
 
この語に特別な意味をあたえた一人が、[[フリードリヒ・シュレーゲル]]であり、「生の哲学に関する講義」(1828年)においてである。反革命キリスト者として、キリスト教の神の恣意の顕現としての生を肯定的に捉えた。キリスト教神学的生の哲学なのである。同時代のドイツ大詩人[[シラー]]も生の哲学について言及するなど、1800年前後から次第に関心がもたれ始めた。このように生の哲学の前史は19世紀ドイツの[[ロマン主義]]に遡ることができる。
 
=== 生の哲学の成立と発展・現在 ===