「クリスマス・イブ (山下達郎の曲)」の版間の差分

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歌詞の内容は来るか来ないかわからない彼女を待っている設定で主人公はかなりネガティブではあるが、はっきりと失恋と決まったわけではない。また間奏はコード進行が似ていたことから思いついた(山下談)という[[カノン (パッヘルベル)|パッヘルベルのカノン]]を取り入れて作られている。この間奏部分のコーラスは山下本人の声だけで多重録音されており、完成までに48テイクを要したといわれる。
 
アルバム『MELODIES』リリースまでは「RIDE ON TIME」「SPARKLE」「LOVELAND, ISLAND」のヒットで山下達郎=「夏の人」というイメージがついたものを本人が嫌って「それじゃあ冬の曲を書いてやる」という意気込みで作った。後にこの楽曲について(エンディングの「[[アソシエイション]]風コーラスアレンジ」など)[[オフコース]]に触発されて作ったと[[小田和正]]宛の手紙で明かしている(2001年、[[TBSテレビ|TBS]]『[[クリスマスの約束]]』より)。ちなみに本人は、電通から言われて無理やり作らされた、一番嫌いな曲だという<ref>『国際シンポジウム「クール・ジャパノロジーの可能性」』二日目、[[宮台真司]]の発言</ref>。
 
[[1991年]]に発売されたミュージック・ビデオ『TATS YAMASHITA PRESENTS CHRISTMAS IN NEWYORK』には英語ヴァージョンが収録されたが、CD化の要望が相次いだためアルバム『[[SEASON'S GREETINGS]]』でCD化された。