「司法試験 (日本)」の版間の差分

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== 試験結果 ==
{| class="wikitable"
=== 受験者数 ===
|+司法試験(新司法試験)の結果
2006年(平成18年)に行われた第1回の新司法試験の出願者数は2137人、出願者のうち大学院を修了して受験資格を有した者が2125人で、1日目の受験者数は2091人であった。2007年は出願者数5401人、受験者数4607人、2008年は出願者数7842人、受験者数6261人、2009年は出願者数9564人、受験者数7392人となっている。
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!年度||受験者<ref>途中棄権者含む。</ref>||合格者||合格率<ref>対受験者比の合格率。出願して法科大学院を修了して受験資格を得たが、受験しかなった者(いわゆる「受け控え」)を含めると合格率は更に低くなる。</ref>||修習期<ref>合格年度に司法修習生に採用された場合の期。</ref>
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|平成18年度||2,091||1,009||48.25%||新60期
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|平成19年度||4,607||1,851||40.18%||新61期
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|平成20年度||6,261||2,065||32.98%||新62期
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|平成21年度||7,392||2,043||27.64%||新63期
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|平成22年度||8,163||2,074||25.41%||新64期<ref>新64期までは給費制。</ref>
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|平成23年度<ref>本年度まで「新司法試験」と呼称。</ref>||8,765||2,063||23.54%||新65期<ref>貸与制</ref>
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|平成24年度<ref>本年度以降は「司法試験」と呼称。</ref>||||||||新66期
|}
 
なお、平成18年新司法試験受験回数調(平成18年9月26日付け法務省大臣官房人事課作成)によれば、平成18年新司法試験においての受験回数別内訳(旧司法試験受験を含む)は、1回目が1669名、2回目が402名、3回目が20名で合格者は1回目が748名、2回目が247名、3回目が14名。少なくとも6名の者が受験回数制限により司法試験本試験の受験資格を喪失したことが推定される。
 
2007年(平成19年)の新司法試験の出願者数は5401名、受験資格を得た者は5280名であり、合格者は1851名であった。既修・未修の別は、出願者既修2885名、未修2516名に対し合格者は既修1216名、未修635名であった。受験回数別内訳(旧司法試験受験を含む)は、1回目が4061名、2回目が1197名、3回目が143名であり、合格者は1回目が1250名、2回目が525名、3回目が76名であった。
 
=== 合格者数 ===
2006年に行われた第1回の新司法試験では、有受験資格者2125人中、合格者は1009人だった。合格率は48.35%となり、3%程度の合格率であった旧司法試験よりも数字上は大幅に競争が緩和された。また、2007年(平成19年)新司法試験の合格者数1851名であった(出願者数比合格率34.27%、有受験資格者数比合格率35.06%、受験者数比合格率40.18%)となった。2008年に実施された第3回新司法試験は合格者数2065名(出願者数比合格率26.33%、受験者数比合格率32.98%)、2009年に実施された第4回新司法試験は合格者数2043名(出願者数比合格率20.99%、受験者数比合格率27.64%)となっている。
 
2007年6月22日に司法試験委員会は合格者数の目安として、2008年は2100~2500人、2009年は2500~2900人、2010年は2900~3000人とすることを発表した。しかし、2009年の合格者数はこの目安を大きく下回った。