「ナイアシン」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m r2.7.2+) (ロボットによる 変更: ar:النياسين
50行目:
100mgNEを超えると過剰障害がおこることもある。
 
生体内においては、ナイアシンはトリプトファンから生合成される。ヒトの場合は、さらに[[腸内常在細菌]]がトリプトファンからのナイアシン合成を行っている。このため、通常の食生活を送る上では欠乏症に陥ることは多くない。トウモロコシを主食とする場合、トウモロコシのトリプトファン含量が少ないため、ナイアシンとトリプトファンがともに欠乏し、[[ペラグラ]]などの欠乏症状を呈する場合がある。また、ロイシンを非常に多く含むモロコシを主食とする場合、過剰のロイシンにより(トリプトファンをニコチン酸に変換する際に重要な役目を持った酵素である)キノリン酸ホスホリボシルトランスフェラーゼの阻害が起こり、結果として欠乏症に陥る可能性がある。また、ビタミンB6B<sub>6</sub>欠乏もナイアシン欠乏を促進しうる。[[統合失調症]]の治療にナイアシンが効果があるとされている。
 
== 多く含む食材 ==