「アン・サヴィル」の版間の差分

'''アン・プリンツェシン・ツー・レーヴェンシュタイン＝ヴェルトハイム家のプリンセス・ア＝フロイデンベルク'''（[[英語|英]]:'''（PrincessPrincess Anne of Löwenstein-Wertheim-Freudenberg'''、[[ドイツ語表記|独]]: '''Anne Prinzessin zu Löwenstein-Wertheim-Freudenberg、旧姓 Anne Savile'''、[[1864年]][[5月25日]] - [[1927年]][[8月31日]]）は、[[ドイツ帝国]]の上級貴族[[レーヴェンシュタイン＝ヴェルトハイム家|レーヴェンシュタイン＝ヴェルトハイム＝フロイデンベルク家]]の公子ルートヴィヒの妃妻で、[[パイロット]]の[[パトロン]]となった。最初の[[大西洋]]無着陸横断飛行に成功する女性となることをめざして、1927年に[[イギリス]]から出発した飛行機に同乗したが、飛行機とともに行方不明となった。

[[ロンドン]]に生まれた。父親は第4代メクスバラ伯爵ジョン・セーヴィル（John Savile, 4th Earl of Mexborough）であるの娘'''レディ・アン・セーヴィル'''（'''Lady Anne Savile'''）として、[[ロンドン]]に生まれた。1897年5月15日、レーヴェンシュタイン＝ヴェルトハイム家＝フロイデンベルク侯ヴィルヘルムの公子七男ルートヴィヒ（1864年 - 1899年）と結婚し、ドイツの[[国籍]]を得た<ref>[http://www.thepeerage.com/p7861.htm#i78601 Darryl Lundy (10 May 2003). "Lady Anne Savile". thePeerage.com]</ref>。夫のルートヴィヒは、結婚して1年たたない内に[[フィリピン]]での[[アメリカ合衆国|アメリカ]]と反政府軍との戦いに巻き込まれ、死亡したのをロンドンのアメリカ大使から知らされた<ref>The New York Times Staff (9 May 1899), "Death of Prince Loewenstein", The New York Times</ref>。[[第一次世界大戦]]中の1918年に、アンはイギリス国籍に戻った。

1914年から乗客として飛行機に乗るようになった。結婚する前の名前'''アン・セーヴィル'''で、航空レースに参加した。1922年に自らの購入した航空機に同乗して、[[クロイドン]]から[[エディンバラ]]の間で行われたレースに参加した。[[第一次世界大戦]]の撃墜王の[[レスリー・ハミルトン]]と親しくなり、1923年のキングズ・カップにハミルトンの操縦で参加した。1925年には、ロンドンから[[パリ]]に向かったハミルトンとアンの乗った飛行機が行方不明となり、夜を徹した捜索の結果、パリ近郊でエンジン・トラブルのため不時着していたのが発見された。

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