「北野ファンクラブ」の版間の差分

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:*[[宮沢りえ]]の母親
:*[[角川春樹]]
:*[[麻原彰晃]]:たけしの他、容貌・声色が酷似している[[グレート義太夫]]が、トークやコントでネタにしていた。
:*[[奥山和由]]:元[[松竹]]専務。番組内でのたけしのトークに激怒して、映画での縁を切ったといわれている。
:*[[黒澤明]]
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:たけしとB&Bの[[島田洋七]]がコンビを組み、全盛期の勢いそのままに繰り広げた漫才コーナー。1980年代前半では、ありえない組み合わせであった。後に[[太平サブロー]]が加わり、BB-KINGとなる。当時、洋七の営業ネタに対するたけしの配慮があり、ほとんどがアドリブ、勢いだけで放送していた。その結果、冷や汗をかくようなシーンがほぼ毎週あり、本人達の反応とは別に視聴者からは楽しみなコーナーとなっていた。
;[[全裸]]企画
:番組初期に多かったもので、ほとんどが単発である。文字どおり、たけし軍団が全裸で登場しクイズやゲーム、全裸盆踊り、全裸[[ラジオ体操]](掛け声は番組独自のもの)などを行っていた。全裸ラジオ体操を放送した後日、[[日本放送協会|NHK]]から[[苦情]]が来たということはない。またコーナー内で、ガダルカナル・タカと[[浅草キッド]]によるアイドルグループ「フリチン隊」が誕生、全裸におぼん姿で[[シブがき隊]]のものまねや[[黒田節]]を披露している。また神立高原スキー場の山頂で、寒風吹きすさぶ中で全裸ラジオ体操を披露、凍傷寸前の熱演だった。
;海パン刑事
:ビートたけしが海パン姿で演じる刑事ドラマコント。ダンカン演じる「パンスト刑事」などの登場人物もあった。同時期にたけしが病気で収録をドタキャンした際、当時マネージャーだった八木裕(現・[[オフィス北野]]専務取締役)が、パンツ一丁にネクタイ・ジャケット姿で「海パンマネージャー」と称して登場し、状況報告をしたこともあった。なお、この番組のファンだった漫画家の[[秋本治]]が漫画『[[こちら葛飾区亀有公園前派出所]]』で、この企画をモチーフにして「海パン刑事・汚野たけし」なる人物が登場している。コント後半では、刑事ではなく、ただ「海パン」と呼ばれ、怪盗や奉行、[[人造人間]]などになっていた。この時期には青い帽子もトレードマークになっている。「海パンレンジャー」と名乗って、[[ダンカン]]と[[ラッシャー板前]]の3人で登場した回もある。
;中年ジェット
:「海パン刑事」と同じ形式で放送されたドラマコント。ガダルカナル・タカが演じる「透明人間(本当は全裸姿であるが、本人は透明になったと思い込んでいる男)」と、たけしが演じる中年ジェットが毎回いろんなシチュエーションで対決する。ジェットが名前を呼ばれるたびにキーの合わないテーマ曲(最後が「J・E・T!」で締める)を延々と歌わされる設定で、結局たけしが喉を潰してしまったことでコント続行不可能となり、コーナーも打ち切りとなった。一度だけ行われた新宿での公開収録でも、客前で披露された。タカ演じる「透明人間」は、スキー場やたけしのロスでの滞在先でも演じられ、コーナー終了後ではあるが、派生キャラとして[[井手らっきょ]]の「蜘蛛男」、グレート義太夫の「ビッグフット」なども登場した。
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:ドラマコントシリーズの一つ。たけしが演じる「びっくり仮面」がさまざまなシーンで乱入し、見つかると「びっくりしたなぁもう」と言うのがお決まりのオチであった。ギャグは[[三波伸介 (初代)|三波伸介]]からのパクリであるが、当時すでにネタ元が若いファンには知られておらず、「びっくりしたなぁもう」がたけしオリジナルのギャグだと勘違いする者が多かった。
;亀有ブラザース
:ビートたけしがヴォーカルとなり、[[ガダルカナル・タカ]]、[[つまみ枝豆]]、[[グレート義太夫]]による生バンドを率いて歌を披露する(キーボードは、たけしがCDを出していた縁で[[ビクターエンタテインメント|ビクター音楽産業]]の小池さんが多かった)。このコーナーを担当していたのは放送作家の小泉せつ子で、替え歌のほとんどを手掛けていた。オープニング(『[[ザ・ヒットパレード]]』のテーマの替え歌、『ヒットパレード』の部分を「引っ張れ」とかけて[[精巣|男性器などの]][[おちんちん|俗称]]など(例・「チ○ポを引っ張れ」と歌う替え歌)以下、すべて下ネタによる替え歌。1992年7月19日未明の『[[平成教育テレビ|FNSの日スーパースペシャル1億2000万人の平成教育テレビ]]』での深夜スペシャル枠(『北野武の平成ファンクラブ』)においても、[[かまやつひろし]]、[[玉置浩二]]らをゲストに迎えて亀有ブラザーズが生放送されたが、その時もほとんど観る人がいない通常の放送時同様に[[ビートルズ]]の"[[レット・イット・ビー|Let it be]]"を替え歌にして延々「アトピー」を連呼し、これを観た[[アトピー性皮膚炎]]の患者団体から抗議がきた。[[和田弘とマヒナスターズ]]の替え歌のときは、サビの高音が出ない<ref>たけしが誤って本来の裏声のキーよりもさらに1オクターブ高く出そうとしていたためである。</ref>ため、本人に別枠(スタジオは同じ)で歌ってもらったこともあった。
:また、メンバーが女装した「川口シスターズ」、力士の着ぐるみを着た「両国ブラザーズ」や、たけしが[[ジョージ・マイケル]]に扮した「ブロンクスブラザーズ」、替え歌をカラオケ風の画面にした「亀有興商カラオケ」、歌謡ドラマ仕立てで歌う企画などもあったが、いずれも下ネタによる替え歌であることに変わりはなかった。
:普段は後ろで踊っている[[デビル・ガールズ]]が一度だけ単独で歌っている回がある(この時たけしは裏でひたすら踊っていた)。その際は普段と異なり、オープニングから[[性器]]の比喩の部分にもピー音が被せられていた(後で1曲たけしが歌っているが、同じ[[性器]]の比喩のところでピー音は被せられていなかった。歌い手が女性であることを考慮した措置であると思われる)。また、オープニングでピー音が被せられたのは、このときと最後の亀有ブラザースの演奏のとき(『[[足立区のたけし、世界の北野]]』。当時は北千住ブラザース)だけである。
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:たけしが[[鞍馬天狗 (小説)|鞍馬天狗]]の頭巾に背広の扮装で現れるコント。強引なオチが特徴。『[[遠山の金さん]]』のパロディをやったこともある(「海パン刑事」のコントでも、たけしが[[奉行]]「遠山鞍馬の助」に扮したことはあった)。
;刑事●林家ピー
:たけしが[[林家ペー]]、つまみ枝豆が[[林家パー子]]に扮する刑事コント。最終的にたけしが[[林家彦六]]に変身するオチ。本人がコントに参加したこともあった。
;パンツ宝塚
:たけしと軍団メンバーが上半身は、『[[ベルサイユのばら]]』で下半身がパンツ一丁の扮装で登場し、[[宝塚歌劇団]]の出し物のパロディをするコントコーナー。オチは決まって「わっはっは」と大げさに笑った後で「[[すみれの花咲く頃]]」の替え歌「チ○ポの皮むく頃」を合唱する。
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:[[東京スポーツ映画大賞]]との連動企画。番組では計3回を放送。[[崔洋一]]監督や[[所ジョージ]]など豪華なゲストも参加。
;北野カルトQ
:たけしのバイク事故による入院中の折、急場をしのいだ企画。司会はガダルカナル・タカで、高田文夫はコメンテーターとして解答者にツッコミをいれていた。一般視聴者、たけし軍団やオフィス北野の社員、たけしの友人(当番組プロデューサーの吉田宏、[[テレビ朝日]]の[[澤將晃]]プロデューサーなど)が参加した。ただし、本家と違って初級が10点、中級が20点、超カルトクイズが30点と設定され、最終問題で2位以下が必ず逆転できる得点が予告なしに設定されたが、逆転したケースはなかった。10週勝ち抜きで温泉旅行獲得で、一般視聴者が見事達成した。問題の読み上げは本家と同じく牧原俊幸アナウンサーだった。
;料理の凡人
:上記企画と同時期に立ち上がった、『[[料理の鉄人]]』のパロディ企画。たけし軍団と素人女性がペアを組み、テーマに沿った料理を作るというものだったが、あまりにもマズい料理が続出したため、審査員の[[服部幸應]]が激怒する場面もあった。後に、このコーナーは[[テレビ朝日]]『[[愛のエプロン]]』に発展したといわれている。
;漫才の哲人
:「料理の凡人」をリニューアル。番組内で軍団が組んだコンビがネタを披露するゴングショー形式のコーナー。冒頭は『料理の鉄人』にならい、[[鹿賀丈史]]に扮したガダルカナル・タカ(後述の「かしまし建設」登場以降は、つまみ枝豆が扮した)の語りからスタートする。[[B&B (漫才)|B&B]]の再結成をはじめ、ツービート(「松鶴家二郎・次郎」や「空たかし・きよし」の旧名で再結成された)、タカ・[[ダンカン (お笑い芸人)|ダンカン]]・義太夫による[[かしまし娘]]のパロディー([[かしまし建設|かしまし建設・太平建設]])、最終回近辺ではたけしの「タケーシー高峰([[ケーシー高峰]]のパロディ)」が登場するなど、長期間続く人気コーナーとなった。審査員はいつも辛口の[[高田文夫]]とボケきれない人(吉田プロデューサーや八木マネージャーが多い)。また、一時期予選が行われ「[[ハンダンズ]]」などが本選出場をかけて挑むが、大部分がたけしによって落とされてしまった。また、若手が演じている部分はカットされることが多い中、[[雨空トッポ・ライポ]]と[[北京ゲンジ]]、最終回近辺限定で[[なべやかん]]([[ビートきよし|ビートキヨシ]]とのコンビで)はそのまま放映されることが多かった。なお、ツービート(ビートキヨシ)がレギュラー化するとツービートの漫才だけ別枠で流されるようになり、次第にゴングショー的要素は形骸化していく。
;北野のささやき
:これもたけし入院中の企画。TBS『[[クイズ悪魔のささやき]]』のパロディ。司会は、フジテレビの女性アナウンサーと、[[古舘伊知郎]]に扮したガダルカナル・タカ。番組内のフリートークでネタにされ迷惑をこうむった人物が出演しその内容を告白。『悪魔のささやき』で「○○ビンボー」と紹介されていた画面は「○○メイワク」とパロディ化されていた。マネージャーを長年務めた菊池忠、神宮外苑の喫茶店・茜のマスター、[[デビル・ガールズ]]、北野屋の板さん、TBSの桂さんなどが出演した。
;所ファンクラブ
:たけし入院中の企画。[[所ジョージ]]と高田文夫によるフリートーク。番組トレードマークである「北野」の印判も、「所」に替えられていた。両方つっこみ型のため会話がかみ合わないところも見受けられた。また、1993年に[[イギリス]]で映画『[[ソナチネ (映画)|ソナチネ]]』が注目され始め、[[英国放送協会|BBC]]や映画配給会社からの招待で渡英し1か月ほどたけしが休んだ時期があり、そこでも所が代理で参加。このときも番組ロゴの印判が「北野」から「所」に変わっていた。
;兼子ファンクラブ
:たけしチームとキヨシチームで対決し、キヨシチームが勝ったため行われた企画。たけしはフロアディレクター、高田はカメラマンに扮した。しかし、二人のイタズラによる邪魔とキヨシ自身のトークのネタが続かなかったため、わずか数分で打ち切られた。その後は通常の『北野ファンクラブ』に戻っている。