「査証」の版間の差分
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{{混同|入国許可|在留資格}}
[[画像:Indonesian_arrival_visa_bintan.jpg|thumb|right|
[[画像:Laos.Visa.JPG|right|thumb|200px|[[ラオス]]の[[スタンプ]]タイプの査証。滞在期限が満了する前に隣接国に出国し、査証を取得するVisa Runと呼ばれるもの。]]▼
'''査証'''(さしょう、ビザ、{{lang-en-short|visa}})は、[[国]]が自国民以外に対して、その人物の所持する[[旅券]]が有効であり、かつその人物が入国しても差し支えないと示す[[証書]]である。多くの国では入国を保証するものではなく、[[入国許可]](上陸許可)申請に必要な書類の一部となっている。大多数の国が同様の制度を運用しており、同時に一定の条件内で'''査証免除'''が行われている場合が多い。
[[画像:SchengenVisa.png|right|thumb|200px|フランスで発効された[[EU]]における[[シェンゲン協定]]地域の入境査証。]] ▼
== 概説 ==
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査証は[[在留資格|在留許可]](ないしは滞在許可)と混同されがちだが、査証が入国申請を行うための要件の一つであるのに対し、在留許可は入国するためあるいは入国後滞在を続けるための資格である。混同の原因として、一般的に査証の項目に滞在目的・滞在資格が併記されていたり、また一部の国では査証と在留許可が同時に与えられることが挙げられる。最終的な在留許可は[[入国審査官]]が決定する。
== 査証の発行 ==
査証は外国人が入国する前に行われるため、その発行は原則的に[[在外公館]]([[大使館]]・[[領事館]]など)で行われる。一部の国を除き旅行対象国が世界中に持つすべての在外公館において受給が可能である。遠く離れた国にある在外公館よりも旅行者の交流が多い隣国にある在外公館の方が申請を受けてから発給されるまでの所要日数が短いことが多く、発行手数料も安いことが多い。そのため旅行中に隣国の在外公館を訪れて
国によっては国境や空港の入国審査所(付近を含む)において即時発行が可能なことがある。ただし、この場合も即時発行できる地点が限られていることが多い。国によっては旅行者の居住国あるいは国籍国の在外公館でのみ査証を発行する国もある。
また滞在目的に応じて審査基準が異なり、数日間の観光・
通常、査証の発行には手数料が必要である。手数料は発行国や査証の種類によって違い、また同一国であっても発行場所によって違うことも多い。国によっては手数料のほかに特別料金を支払うことにより通常よりも短い日数で、あるいは即時発行できることもある。反対に早期に申請すれば手数料を軽減、あるいは無料にするところや、
査証の発行には旅券・申請書のほか、顔写真が必要であることが多く、その他にも国や旅券の種類によって申請に必要なものが異なることがある。同一国の同一種類の旅券であっても、発行場所によって申請に必要なものが異なることさえある。
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== 査証の形式 ==
▲[[画像:Laos.Visa.JPG|right|thumb|
押印・別紙・貼付と[[デジタルデータ]]化がある。
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