「ディオネ (衛星)」の版間の差分

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| 金属量 =
| 年齢 =
| 大気圧 = 2.9×10<sup>-7</sup>[[パスカル|Pa]]
| 大気 = {{天体 項目|なし[[酸素]]| 100%}}
}}
{{天体 終了
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名前は他の土星の衛星と同じように[[ギリシャ神話]]の巨神族([[ティーターン]])[[ディオネ]]に由来する。土星の第12衛星、土星の衛星では4番目に大きく、密度は[[タイタン (衛星)|タイタン]]、[[フェーベ (衛星)|フェーベ]]に次ぐ。珪石等の岩石を含む氷が主成分である。前半球は[[クレーター]]が多く明るい。後半球は暗くクレーターは少なく網目状の線があり、これは形成直後の内部活動で生じたと考えられている。これらの性質は[[レア (衛星)|レア]]に似ている。
 
2011年の[[カッシーニ]]の観測により、極めて薄いながら、[[酸素]]を主成分とする大気が存在することが分かった。これは土星の荷電粒子が表面の氷を分解して生じさせていると考えられている。気圧は2.9×10<sup>-7</sup>[[パスカル|Pa]]という極めて低いものであり、これは地球の483kmの高度に相当する。
 
なおディオネの公転軌道上には[[トロヤ衛星]]がある。[[ラグランジュ点]](L<sub>4</sub>)には[[ヘレネ (衛星)|ヘレネ]]、(L<sub>5</sub>)には[[ポリデウケス (衛星)|ポリデウケス]]が存在する。