「緊急地震速報」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
166行目:
と伝えるが、先述にあるニュース担当時と同様の対応で伝えることもある。自動音声と重なると、視聴者側が聞き取りにくいという点でこのような対応が取られている。ラジオの放送(主にラジオ第1とラジオ国際放送)では自動音声終了後に[[NHKラジオセンター]]のスタジオ(原則としてニューススタジオから。131スタジオ、132スタジオからの場合もあり)にいるアナウンサーから詳しい情報を伝える対応を取っている。
 
また地上デジタル放送では、地上アナログに比べて受信地域によって異なるもの数秒の遅延があることから、先行して画面上部に{{Colors|#fff|#CC0000|&nbsp;緊急地震速報&nbsp;}}の文字スーパーを表示する対応策をNHK全局で実施することを2010年8月20日に発表し、実施している。「文字スーパー」の表示は7秒間<ref>[[文字多重放送]](字幕放送)と同じ形式での表示のため、字幕放送対応番組放送時に速報が出された場合は通常の字幕放送が一時中断される。</ref>、チャイム音は4秒間続く<ref>データ放送に対応していない機種ではチャイム音は鳴らず、「文字スーパー」のみの表示となる</ref>。これにより約1.0-2.5秒間の短縮が見込まれていて、地上アナログ放送での「地図付きスーパー」の表示開始と地上デジタル放送での「文字スーパー」の表示開始の時間は、地上デジタル放送の受信地域によって異なるもののほぼ同じタイミングとなったとされる。なお[[ワンセグ]]では文字スーパーの表示は行われない。この対応策は在京民放5局、2011年8月以降は在阪広域4局でも実施されている<ref>この文字スーパーと同時にNHK・民放各局共通のチャイムも流される。なお、このチャイムはフジテレビが発する「FNNニュース速報」「FNN地震情報」の一世代前のチャイムに似る。</ref><ref>[[AV Watch]]2010年8月20日[http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100820_388357.html NHK、地デジ地震速報を文字スーパーで最大2.5秒迅速化-地図スーパーに先行して表示。地アナとの時間差を改善]</ref><ref>[http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/otherpress/pdf/20100820.pdf 緊急地震速報 地上デジタル放送での迅速化について](NHKニュースリリース 2010年8月20日)</ref><ref>[http://www.nhk.or.jp/bousai/quick.html NHKの放送 → 緊急地震速報とは → 緊急地震速報 地上デジタル放送での迅速化](NHK)</ref><ref>[http://opi-rina.chunichi.co.jp/topic/20110713-2.html 緊急地震速報、地デジ3秒遅れ 名古屋の民放5社、未対応]</ref>。
 
NHKではテレビ・ラジオの放送のほかにも、[[NHKホール]]、スタジオパーク、みんなの広場ふれあいホールといったNHK放送センターの施設内にも館内放送で緊急地震速報が流れる(音声内容はラジオ放送と同じ)。