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2006年1月10日 (火) 16:36時点における版

ウルトラC(チャーミング)!は、電撃G's magazineメディアワークス)で2003年12月号から連載された読者参加企画である。

作品概要

  • 本作は、シスター・プリンセス終了後の穴埋め企画として、Strawberry Panic!に続いてスタートされた。内容は、読者=主人公の4姉妹が現れ、そのうちの一人を婚約者として選ぶという、これだけ見れば一般的な美少女企画である。しかし、実は4姉妹のうち1人だけ男が混じっていて、誰が男なのかを読者の投稿で決めるという趣旨であった。電撃G's magazine自らが「おバカでアブノーマルな企画」と認めていたくらい、ぶっ飛んだ内容であった。恐らく編集部の目論見としては、誰かの男疑惑が高まると、そのファンが「俺のフィアンセを男にしてたまるか!」とハガキを送りまくり、物凄く盛り上がるという構図だったのだろう。しかしこの目論見は完全に外れ、本作は僅か半年という短命に終わった。「聖女神天国」「Merry Little Park」に続いて、打ち切りという悲惨な末路を辿った企画であった。


  • イラスト:大崎はるい
  • 企画・文:かのまるひ


歴史

※年号は、「電撃G'sマガジン」の発売号に合わせている。

2003年10月号
2003年12月号
  • 「みこと」のイラストとラフイメージ、「すばる」のラフイメージ紹介。ここで「男が混じっている」という設定が公表される。
2004年1月号
  • 長女「あかね」次女「みこと」三女「すばる」四女「ひじり」イラスト公開。誌上ゲーム開始。第1回目のテーマは「ブルマを着せて誰が男かを当てる」というものだった。ゲームのルールは、まず「フィアンセにしたいヒロイン」を決め、次に「男だと思う順番」に4人を並べていくというもの。一番男疑惑が高いヒロインは、男危険度が10%上昇。その次が5%、0%、-5%となる。
2004年2月号
  • コミック掲載。誌上ゲームの無い月はコミックが掲載される。
2004年3月号
  • 第1回誌上ゲーム結果発表。総投票数は1000票にすら達しなかった。しかも、フィアンセにしたい票ではひじりがダントツの最下位で、男疑惑もトップだった。誌上ゲームのルールが変更される。「男だと思うヒロイン」「女の子だったらいいなと思うヒロイン」を二人ずつ選ぶ(重複は不可)。男疑惑が高いヒロインは、上から順に男危険度が50%、40%、30%、20%上昇。逆に女の子だったらいいなと思うヒロインは、上から順に男危険度が-30%、-20%、-10%、+-0。つまり、最短で後2回で誌上ゲームは終了となる。ひじりが最下位というのはほぼ確定してしまっているため、事実上の打ち切り決定。ちなみに第2回目のテーマは「裸Yシャツを着せて誰が男かを当てる」というものだった。
2004年4月号
  • コミック掲載。
2004年5月号
  • 第2回誌上ゲーム結果発表。総投票数はかろうじて1000票を超えるも、ひじりが男疑惑トップだったため打ち切りにリーチがかかる。編集部のコメントも投げやりになってきた。第3回目のテーマは「スクール水着を着せて誰が男かを当てる」であった。
2004年6月号
  • コミック掲載。
2004年7月号
  • 第3回誌上ゲーム結果発表。ひじりがまたもや男疑惑トップで、男であることが確定。つまり、誌上ゲームは終了。僅か3回という短命に終わった。しかもページ数は僅か2ページで、投票数すら掲載されていないという体たらくだった。
2004年8月号
  • コミック編も最終回。「ウルトラC!」はこの号を持って完全に終了。

主な登場人物

真乙女あかね(まおとめあかね)・長女
真乙女みこと(まおとめみこと)・次女
真乙女すばる(まおとめすばる)・三女
真乙女ひじり(まおとめひじり)・四女?