「Α-アマニチン」の版間の差分
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摂取から10時間以内に報告される症状はほとんどなく、重大な症状が発現するまでに摂取後24時間が経過することもしばしばである。[[胃洗浄]]は症状が現れてからでは効果が無いため、気が付かずに摂取してしまった場合の対処が困難である。
[[下痢]]と[[痙攣]]が最初の徴候で、それを過ぎると一時的に症状が治まる偽回復期がある。その後、4–5日の間に肝臓と[[腎臓]]の細胞を毒素が徐々に破壊することで重篤な[[機能
早期の診断は対処が難しくなりがちで、主に対症療法(胃洗浄、[[活性炭]]吸着、急速輸液)が取られる。また、臨床的に未確立ではあるが、アマトキシン類(による多臓器不全)に対処するために[[ペニシリン]]および[[セファロスポリン]]の誘導体を含んだ種々の薬剤で治療がなされる。機能障害が深刻な場合は同所性肝移植を行うことすらある。
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