「山梨県道12号韮崎南アルプス中央線」の版間の差分

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== 概要 ==
韮崎市区間は、国道20号線から穴山橋北で分かれる形で始まり、国道20号線は穴山橋で[[釜無川]]を渡り、県道12号線は釜無川の西岸を徐々に[[鳳凰三山]]の方向へと向かう。韮崎市区間は基本的に[[徳島堰]]と行する形で敷かれており、旧道は堰の隣を完全に並走する形だった。旧道は小型車同士でも離合が困難な1~1.5車線区間が延々と続いていたうえ、昭和50年代に入っても堰にガードレールが敷設されていない区間があり、更に沿線は砂利運搬のダンプがひっきりなしに通行する地元住民であっても大変危険な道路だった。その後旧道のガードレール敷設に加え、抜本的対策として旧道の一段下の田園地帯に旭バイパスが[[山梨県立北病院]]付近から[[武田八幡宮]]まで断続的に建設されて、新道への付け替えが行われた(なお旭バイパス区間は旧道も依然として県道指定されており、[[山梨交通]]及び[[韮崎市営バス]]はこちらの旧道を走行している)。また武田八幡宮から北の区間についても順次狭隘な区間に限り新道への付け替えが行われ、韮崎市域においては全線で中央線のある2車線道路となった。
堰への自動車転落死亡事故を切欠にガードレールの敷設が進み、更に旧道の一段下の田園地帯に旭バイパスが山梨県立北病院付近から武田八幡宮まで断続的に建設されて、最も危険な区間の新道への付け替えが行われた(なお旭バイパス区間は旧道も依然として県道指定されており、山梨交通及び韮崎市営のバスはこちらの旧道を走行している)。また武田八幡宮から北の区間についても順次狭隘な区間に限り新道への付け替えが行われている。
 
南アルプス市区間は、[[御勅使川]]を渡ってから始まり、桃畑などが多く見られる。旧道は韮崎市区間同様、徳島堰に添う形で東側へ折れ曲がっていたが、やはり1車線の狭隘区間であることから西側の山縁を直線で抜ける路線が県道指定されている。[[山梨県道20号甲斐芦安線|県道20号線]]が分岐する源交差点から、[[山梨県道107号飯野新田白根線|県道107号線]]が分岐する新町交差点まで1.5車線区間となって道幅が狭くなり、その後2車線に回復すると飯野、曲輪田、在家塚といった徳島堰で開墾された新田地帯を南進し、旧櫛形町小笠原で[[国道52号線]]と合流する。国道52号線と少しだけ共有区間となって、徳島堰を集合した滝沢川を国道52号線が橋で南進するのに対し、本線は川の北辺を方向を変えて東進し徐々に中央市方面へと向かう。
櫛形大橋東詰交差点にて[[中部横断自動車道]]の[[南アルプスインターチェンジ]]へ向かうバイパス区間([[新山梨環状道路]])が東へ分岐する。バイパス区間はインターチェンジを過ぎたあたりから高規格道路となって比較的まっすぐに東進し、中央市の[[NECコンピュータテクノ]]の工場で県道29号線に路線名が変わるまで一度も現道と離合しない。現道は南東へと釜無川方面へ向かうが、この先の区間は歩道が無く中央線も無い2車線道路となり、交通量も増えてくるため通行には注意が必要である
 
現道は南東へと田園区間を釜無川方面へ向かう。
中央市区間は釜無川を渡ってから始まり、しばらく交通量が多い市街地を走った後、[[身延線]][[東花輪駅]]と正面で相対すると駅前を鍵字で反れて身延線と交差する。その後比較的狭隘で走行注意が必要な区間住宅街を東進し、乙黒の交差点で90度曲がっ右折し[[山梨県道29号甲府中央右左口線|県道29号線]]と共有区間となり笛吹川を豊積橋で渡りきった豊積橋南交差点で終点となる。
 
中央市区間は釜無川を渡ってから始まり、[[身延線]][[東花輪駅]]と正面で相対すると駅前を鍵字で反れて身延線と交差する。その後比較的狭隘で走行注意が必要な区間を東進し、乙黒の交差点で90度曲がって笛吹川を豊積橋で渡り、豊積橋南交差点で終点となる。
=== 路線データ ===
* 起点:山梨県[[韮崎市]]円野町下円井 (円野郵便局前交差点=[[国道20号]]交点)
* 終点:山梨県[[中央市]]浅利 (豊積橋南交差点=[[国道140号]]交点)
* 延長:約26km32.6km
 
== 重複区間 ==