「音響カプラ」の版間の差分

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[[1985年]]に技術認定を受けた端末設備が自由に一般加入者線に接続できるようになり安定してデータ通信のできるNCUを内蔵した[[モデム]]が一般に使用されるようになったため、1989年頃にはあまり使用されなくなった<ref name = abc>{{cite encyclopedia | encyclopedia = 『電脳辞典 1990's パソコン用語のABC』 | title = 音響カプラー | editor = ピクニック企画, 堤大介 | language = 日本語 | date = 1990-03-01 | publisher = ピクニック企画 | isbn = 4-938659-00-X | pages = 27}}</ref>。以降は[[ハンドヘルドコンピュータ]]等から、営業マンが出先の[[公衆電話]]を利用しての営業データを送信する等の用途に使われることが多かった。
 
その後、[[Registered jack|モジュラージャック]]でモデムが直結できる[[ISDN]]対応[[公衆電話]]の整備、[[PHS]]・[[携帯電話]]・[[無線アクセス]]による[[インターネット]]接続対応、[[ホテル]]などのインターネット対応、公衆[[無線LAN]]などデータ通信環境が整備され、一般には殆どその役目を終えた。しかし、「アナログ一般電話や公衆電話はあるがモジュラージャックは存在せず、一般の[[無線アクセス]]環境が全てサービスエリア圏外」のような状況下では[[衛星電話]]やホテル等設備での固定通信利用、または音響カプラの他には外出時のデータ通信手段は存在しないという事になる。
 
2005年現在、用途が限られているが28.8Kbpsのものも発売されている。