「タイマー」の版間の差分

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{{otheruses||[[ドラえもん]]のひみつ道具|ドラえもんのひみつ道具 (たあ-たお)}}
'''タイマー'''(timer)とは、一般的にはあらかじめ設定した時間までの残り時間を表示し([[カウントダウン]])、残り時間0ゼロとなったときに、ブザーや発光で設定された[[時間]]が経過したことを知らせる装置のことと理解されるが、その他にも計測開始時からの経過時間(カウントアップ)を行う[[ストップウオッチ]]や、定期的に電源をON/OFFオンオフしたり、カウントダウンを意識せずにある時刻を設定しておいて知らせる(目覚まし時計)なども含めて、広い意味で時計(日本においてのクロック/ウォッチ)全般のことである。
 
タイマーとしての単機能製品のほかに、通常の[[時計]]の一機能として時間経過を知らせる機能(正時ごとの時報音や、上記の目覚まし機能)、家電機器の動作予約機能、コンピュータ機器の動作上の内部機能として組み込まれているタイマなどが上げられる。
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==コンピュータ内部のタイマー==
; インターバルタイマ
: 一定間隔で[[CPU]]に対して[[割り込み (コンピュータ)|割り込み]]を発生させる機構。一般に[[コンピュータ]]は[[リアルタイムクロック]]で時刻を取得した後はこのインターバルタイマの割り込みを使って内部時刻をアップデートしていく。また、[[マルチタスク]]や[[タイムシェアリングシステム]]の[[プロセス]]を切り換える契機として使用したり、[[デバイスドライバ]]などが使用するタイマー(例えば、機器の故障により処理要求がタイムアウトしたと判断するためのタイマなど)の元にもなっている。さらに、[[オペレーティングシステム]]内の様々さまざまな定期処理([[ページ置換アルゴリズム]]、[[デーモン (ソフトウェア)|デーモン]]の定期的処理など)にも使われる。
; [[ウォッチドッグタイマー]]
: [[コンピュータ]]システムの正常動作を確認するための機構。[[オペレーティングシステム]]がウォッチドッグタイマに対して一定間隔で書き込みを行い、万が一その書き込みが規定期間内に一定回数以上行われなかったときには、システムがハングアップ(具体的にはインターバルタイマからの[[割り込み (コンピュータ)|割り込み]]がマスクされた状態で動作し続けている)と判断してシステムをリセットする。[[組み込みシステム]]などで使われることが多い。