「塩漬け」の版間の差分

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橄欖岩 (会話 | 投稿記録)
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{{出典の明記|date=2011年11月}}
'''塩漬け'''(しおづけ)とは、食べ物(特に[[腐敗]]してしまいやすい物)を、長期保存のためや、味を付けるために[[食塩]]に漬けておく古くからの方法、また、その方法で塩に漬けておいた食品をいう。前者は'''塩蔵'''(えんぞう)、後者は'''塩蔵品'''(えんぞうひん)ともいう。
 
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畜肉の場合では[[コンビーフ]]や[[スーチカー]]などが該当する。[[ハム]]の場合も塩を使って加工するが、こちらは一度塩をまぶした後適度に払って風通しの良い冷暗所で熟成される<ref>http://www.sunrisefarm.ne.jp/site/cont/seizou.html</ref>。
 
塩漬けによる食糧保存がいつ頃から始まったのかは不明である。塩で保存性を高めた食品は世界的にも多く、また素材が熟成により生の状態よりも味が良くなされとして好まれた{{要出典|date=2011年12月}}事もあって[[冷蔵庫]]が普及するまでは様々な食品の保存に塩(食塩)が用いられた。塩蔵とは、食料保存方法であると共に、食材の風味を作り変える手段であり、食塩が豊富に得られる地域では普遍的にみよく見られる{{要出典|date=2011年12月}}食品加工方法ひとつである。
なお、[[好塩菌]]の中でも[[高度好塩菌]]のような塩分濃度の極めて高い環境を好む菌もあるため、食塩のみでは完全に腐敗を防ぐ事は出来ない。
但しそのような環境でのみ生息する特定の菌類を繁殖させ、これを[[発酵食品]]など食品加工に用いる場合がある。(→[[くさや]]など)