「費用曲線」の版間の差分

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'''費用曲線'''(ひようきょくせん、Cost curve)とは、[[ミクロ経済学]]で[[企業行動]]を分析するときに使われる'''[[費用]][[関数]]'''を[[グラフ]]上に図示したものである。一般に、横軸に企業の[[生産量]]、縦軸に生産[[費用]]の大きさを取って、両者の関係を描いたものとして示される。
 
平均費用、平均可変費用、限界費用など分析に用いられる費用概念の種類に応じて費用曲線にも総費用曲線(TC)、平均費用曲線(AC)、平均可変費用曲線(AVC)、限界費用曲線(MC)などいくつかの種類がある。また、生産要素の固定性に応じて、長期費用曲線と短期費用曲線の区別がなされることもある。
 
総費用曲線は、収穫([[限界生産力]])が初期に逓増し(=コストが逓減する)、ある地点からは逓減する(=コストが逓増する)([[収穫逓減の法則]])ことに対応し、上に凸、下に凸という右上がりの曲線で、逆S字の形で示される。