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'''コミックレヴォリューション'''(Comic Revolution)は、コミックレヴォリューション準備会が主催した、ジャンルを問わない[[同人誌即売会]]である<ref name="hand">[[米澤嘉博|阿島俊]]『同人誌ハンドブック』、久保書店、1994年1月、P231。</ref>。愛好者は略して'''レヴォ'''、'''Cレヴォ'''<ref name="hand" />などと呼ぶこともある。希に、コミックレ'''ボ'''リューションと書籍等に書かれているものがあるが、正しくは記事名の通りである。[[1987年]]1月から開催され、[[2005年]][[4月24日]]に開催した"Comic Revolution37 FINAL"をもってその歴史に幕を下ろした。
== 概要 ==
[[コミックマーケット]](コミケ)と同様、ボランティアによる開催であり、企業による開催ではない。「オールジャンル同人誌即売会」を標榜しており、総合型独立系即売会として37回開催された。入場時に「サークルカタログ」の購入が義務づけられており、事実上の有料入場制をとっていた。当初は男性の参加者が少なかったが、1989年の第6回に男性に人気の高いサークルが参加してのち徐々に男性参加者が増えていった<ref name="hand" />。1994年の[[コミックシティ]] in幕張の中止に端を発した表現規制の流れの中で、企業イベントが男性向けの性表現に対し厳しい態度を示したのに対し、当イベントは男性向け同人誌に寛容な姿勢をとった。そのため、後期には主に男性向け同人誌を制作するサークルが多く集まるようになった。
春と秋の年2回開催。会場は[[サンシャインシティ|池袋サンシャインシティ]]を使用。ただし、33と35の2回(2003年4月29日と2004年4月29日)は[[東京国際展示場|東京ビッグサイト]]で開催し、女性向サークル中心の同人誌即売会「[[コミックルネッサンス]]」を併催した。
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== 終了後 ==
当イベントの終了は、年2回のコミックマーケットの間を埋める男性向けのオールジャンル即売会が、東京地区から消滅することも意味した。このため、春・秋にこのイベントの後を埋める同種の即売会として[[COMIC1]]、[[コミックキャッスル]](再開)、[[こーみっく]]等が立ち上がり、「ポストレヴォを巡る動き」として注目された。しかし、ほとんどは数回の開催にとどまり、現在、当イベントとほぼ同じ時期に東京地区で開催されている男性向けジャンルが活発な大規模オールジャンル即売会には、COMIC1(春のみ)及び従前から開催されている[[クリエイション (同人即売会)#サンシャインクリエイション|サンシャインクリエイション]]がある。
== 脚注 ==
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{{reflist}}
== 関連項目 ==
* [[市川孝一]]
{{日本の同人誌即売会}}
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