「ガスマスク」の版間の差分

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; ベルト
: 面体を頭部に固定するためのベルト。あらかじめ使用者の頭に合わせておく。
: 旧ソ連・ロシアを中心に、ベルトがない形状のガスマスクも存在する。面体と頭巾がゴムで一体成型されていて、装面すると首から上がすっぽりマスクにすっぽり包まれる。
; 吸収缶(キャニスター)
: 有毒ガスを吸収する濾材(ろざい)が詰まった缶である。吸気は吸収缶を通ってからマスクに入るようになっている。吸収できるガスの種類によって塗装の色が異なる。サイズもさまざまあるが、小さいものは面体の側面か下部に直接ねじ込むようになっている。
: 初期の物は正面に取り付けられていたが、近代では左右のどちらかに選択して取り付けるようになっものが登場しこれはマスクをしたまま銃を構えると吸収缶が銃と接触して扱いにくいためである。右利きの場合は銃と接触しないように左側に吸収缶を取り付ける。
; 吸気弁
: 吸気口の内側に付属する逆止弁。空気を吸う方向には開くが、吐く方向には開かない構造になっている。