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|画像=
|画像説明=
|撮影=
|ジャンル=[[スポーツ番組]]
|放送国={{JPN}}
|放送制作局=[[テレビ東京]]、[[テレビ東京制作|PROTX]]
|演出=志水俊太郎
|プロデューサー=藤平晋太郎(初代)<br />高城泰雄(2代目)<br />井上貴司(3代目)
|出演者=[[#出演者|出演者]]を参照
|出演者=[[有村実樹]]<br />[[さがゆりこ]]<br />[[土屋圭市]]<br />[[小島秀公]](テレビ東京アナウンサー)<br />[[須黒清華]](テレビ東京アナウンサー)
|音声=[[ステレオ放送]]
|外部リンク=
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}}
 
'''激走!GT'''(げきそうジーティー)は、[[テレビ東京]]系列で放送されていた[[SUPER GT]]の情報を中心とした[[モータースポーツ]]及び[[自動車]]情報番組。通称「'''激G'''」。放送時間は、日曜17:30~18:00
 
SUPER GTを専門に取り扱う地上波唯一の番組として[[2003年]][[4月2日]]から[[2010年]][[3月28日]]まで7年間放送された。
 
==概要==
===番組の歴史===
*SUPER GTの前身である[[全日本GT選手権]]が始まった1994年当時から、テレビ東京はGTレースの模様をダイジェストで放送していた。当時は不定期の土曜16:00~17:15<ref>この枠は『サタデープレゼント』という[[単発特別番組枠]]で、[[ゴルフ]]中継や[[TXN|テレビ東京系列局]]制作の特別番組を放送している枠である。</ref>に放送。1998年~2000年には当時[[オスカープロモーション]]に所属していた元レースクイーンの[[村上若子]]がリポーターとしてレギュラー出演していた。
*2001年に『GTに行こう!』の番組名でスタート。メインMCに[[ヒロミ]]を起用するなど、バラエティに富んだ内容で放送。2002年には『激走!GTバトル』というタイトルに変更。当時テレビ東京入社3年目の[[龍田梨恵]]をリポーターに起用した。しかし、レース自体とは関連性の無い話題が多くなるなどバラエティ色が強くなった。
*バラエティ色を抑えつつさらに発展させる形で、[[2003年]][[4月2日]]より『激走!GT』のタイトルで30分のレギュラー番組となる。開始当初は深夜枠で放送されていたが、半年後に日曜17:30~18:00に移動。息の長い人気を誇る『[[笑点]]』([[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系)が裏番組にある時間帯において{{要出典範囲|date=2011年4月|安定した人気を獲得した}}。
*シーズン中は予選速報、GT500クラス決勝、GT300クラス決勝が繰り返しで放送されている他、レースの間隔が空いた際やシーズンオフには新車インプレッションやドライバー同士の対談などが放送された。また、[[東京モーターショー]]や[[東京オートサロン]]など各種イベントの取材や、2009年には[[フォーミュラ・ニッポン]]の情報も随時放送されるなど、GT以外の情報も取り扱う番組としてテコ入れを図りつつあった。
*2010年1月3日はレギュラー放送としては初の1時間スペシャルが13:30 - 14:30枠で放送されたが、テレビ東京と[[テレビ北海道]]のみの放送だったため、スポンサーはローカルセールスとなった。
 
*2001年に『GTに行こう!』の番組名でスタート。メインMCに[[ヒロミ]]を起用するなど、バラエティに富んだ内容で放送。2002年には『激走!GTバトル』というタイトルに変更。当時テレビ東京入社3年目の[[龍田梨恵]]をリポーターに起用した。しかし、レース自体とは関連性の無い話題が多くなるなどバラエティ色が強くなった。
== 突然の打ち切りとその後 ==
 
*SUPER GTの経営問題が表面化した2007年頃から番組自体に陰りが見え始める。そして2010年、SUPER GTの放映権が[[フジテレビジョン]](BSデジタル放送は[[BSフジ]])に移行されることから、同年3月28日の放送をもって番組は終了<ref>同日には本番組と同時期に始まった日曜19時台の番組『[[田舎に泊まろう!]]』も終了している。</ref>。最後の2回は番組の総集編であったが、出演者による最後の挨拶はなかった。
*バラエティ色を抑えつつさらに発展させる形で、[[2003年]][[4月2日]]より『激走!GT』のタイトルで30分のレギュラー番組となる。開始当初は深夜枠で放送されていたが、半年後に日曜17:30~18:00に移動。息の長い人気を誇る『[[笑点]]』<ref>当時の笑点は[[林家こん平]]と[[三遊亭圓楽 (5代目)|5代目三遊亭圓楽]]が休演(のちに5代目圓楽は降板後、2009年10月29日に逝去)し[[林家たい平]]と[[春風亭昇太]]が加入する等、番組史上に残る激動の時期でもあった。</ref>([[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系)が裏番組にある時間帯において{{要出典範囲|date=2011や『[[JNN報道特集]]』<ref>2008年4月より土曜17:30枠に移動し『[[報道特集 (TBS)|安定報道特集]]』とて継続中。</ref>([[TBSテレビ|TBS系]])といっ人気強力な裏番組と互角に争うほどの勢い獲得し見せ}}
*番組内で使われたレーシングスーツは右胸部分の『激走!GT』ロゴの刺繍部分がテレビ東京のマークに変更された物が[[全日本プロドリフト選手権|D1グランプリ]]TOKYO DRIFT inお台場で引き続き使用された。フジテレビでの中継には『激走!GT』に出演した人物が多く出演し、解説を務めていたのは小島アナだった。
 
*2011年4月10日から『[[SUPER GT+]]』が日曜23:30 - 24:00に放送されることになったため<ref>[http://as-web.jp/news/info.php?c_id=2&no=32311 今年のGT地上波放送は"進化版"の『SUPER GT+』に]AUTOSPORTS WEB 2011年3月7日</ref>、テレビ東京系におけるSUPER GT情報番組が当番組終了以来1年ぶりに復活することになった。当番組に出演していた小島アナも出演する。
*シーズン中は予選速報、GT500クラス決勝、GT300クラス決勝が繰り返しで放送されている他、レースの間隔が空いた際やシーズンオフには新車インプレッションやドライバー同士の対談などが放送された。また、[[東京モーターショー]]や[[東京オートサロン]]など各種イベントの取材や、2009年には[[フォーミュラ・ニッポン]]の情報も随時放送されるなど、GT以外の情報も取り扱う番組としてテコ入れさらなる進化図り遂げつつあった。
 
しかし、2007年にSUPER GTの経営問題が表面化して以降、番組自体に陰りが見え始める。2008年3月には龍田梨恵が降板し[[さがゆりこ]]に交代。2009年には[[フォーミュラ・ニッポン]]の情報も放送したり、番組内のプレゼント応募を携帯サイトのみに限定<ref>この応募方法は『GT+』でも継承されている。</ref>するなどのテコ入れを図ったものの、2010年、SUPER GTの放映権が[[フジテレビジョン]](BSデジタル放送は[[BSフジ]])に移行されることから、同年3月28日の放送をもって番組は終了し、激走!GTは7年間・357回の歴史に幕を下ろした。最後の2回は番組の総集編を放送したが、出演者による最後の挨拶はなかった。なお、同日には本番組と同時期に始まった日曜19時台の番組『[[田舎に泊まろう!]]』も終了している。
 
放送途中の[[ハイビジョン制作]]への移行及び[[BSジャパン]]への[[遅れネット]]放送は番組終了まで行われなかった<ref>『GT+』ではBSジャパンでも遅れネットされている。</ref>。また年末年始特番やオリンピックなどのスポーツ中継に差し替え等の事例を除いてほとんど番組が休止になった事もなかった。
 
===番組終了後===
*番組内で使われたレーシングスーツは右胸部分の『激走!GT』ロゴの刺繍部分がテレビ東京のマークに変更された物が[[全日本プロドリフト選手権|D1グランプリ]]TOKYO DRIFT inお台場で引き続き使用された。フジテレビでの中継には『激走!GTG』に出演した人物が多く出演し、解説を務めていたのは小島アナだった。
*しかし、フジテレビの『[[フジテレビ スーパーGTコンプリート|スーパーGTコンプリート]]』は放送時間帯に恵まれなかったこと等の事情からわずか1年で打ち切られ、2011年より再びテレビ東京に放映権が戻され、番組名も『[[SUPER GT+]]』<ref>[http://as-web.jp/news/info.php?c_id=2&no=32311 今年のGT地上波放送は"進化版"の『SUPER GT+』に]AUTOSPORTS WEB 2011年3月7日</ref>と改題し現在に至る。ちなみに『GT+』では激Gに出演していた小島秀公アナもレギュラー出演していたが、わずか1年で降板し後輩の[[狩野恵里]]アナに引き継いでいる。
*激G終了後、テレビ東京の日曜17:30枠は音楽番組『[[歌の楽園]]』へと引き継がれるが、これ以降テレ東の日曜17時台後半枠は古豪『笑点』や他民放局のニュース番組に苦しめられ、“不毛の時間枠”として迷走を続けている。
 
== 出演者 ==
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*龍田梨恵に代わり登場したサブ司会者。
;[[土屋圭市]]
* 現役時代から番組に不定期出演していたが、現時間帯に移動すると同時にレギュラーに昇格。番組全期を通して出演し続けている御意見番的存在。
;[[小島秀公]](テレビ東京アナウンサー)
* 2004年度から出演。
;[[須黒清華]](テレビ東京アナウンサー)
* 入社3ヶ月後の2007年8月5日放送分(GT第4戦・[[スポーツランドSUGO|SUGO]])で初登場。以来準レギュラー。激G終了後は大竹佐知アナの後を引き継ぎ「[[ウイニング競馬]]」のキャスターを務めている
;[[佐藤政道]](ナレーター)
 
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番組の象徴的存在である激Gリポーターは、1年交代で注目の女性モデル・タレントが担当していた。歴代のリポーターは以下の通り。
* '''[[鮎河ナオミ]]'''(初代・2003年4月2日~2004年3月28日)
**初代司会者。語学が堪能であり、龍田梨恵との絶妙なコンビネーションで{{要出典範囲|date=2011年4月|若い女性にもGTレース当番組魅力基礎伝え築い}}
* '''[[安田美沙子]]'''(2代目・2004年4月4日~2005年3月27日)
**既にグラビアアイドルとして注目の的だった彼女は、この番組をきっかけにステップアップ。新車インプレッションなどのあらゆる企画にも体当たりで挑み、タレントとしての人気を決定付けた。この年から小島秀公アナが加入。「激!Gレースクイーン」や「美沙子のサーキットグルメ」といったコーナーもあった。
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== スタッフ ==
※2010年3月===番組終了時点===
※'''太字'''は後継の『SUPER GT+』も引き続き担当。
*構成:[[高橋秀夫]]、'''[[大船知充]]'''
*ブレーン:'''田部靖彦'''([[2&4モータリング社]])
*CAM:'''草柳徹也'''、小禄義範
*VE:小池弘晋
*車載:内藤芳実、伊藤輝英
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*メイク:[[山田かつら]]
*番組宣伝:横川秀樹(テレビ東京)
*制作進行:'''金山陽一''''''谷口誠'''<ref>『GT+』ではディレクターに昇格している。</ref>
*ディレクター:'''白石真也'''、石塚宏充、川口卓
*総合演出:'''志水俊太郎'''
*プロデューサー:'''井上貴司'''(3代目・2009年7月26日~)
*協力:[[SUPER GT|GTアソシエイション]]
*制作協力:CODE/CHORD.Inc
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*CAM:原正美
*音響効果:安原裕人
*番組宣伝:大城博章→松坂忠光→土方真<ref>現在は『[[爆丸バトルブローラーズSKET DANCE]]』『[[おはコロたまごっち!]]』などのアニメプロデューサーを担当。</ref>→[[山本薫 (アナウンサー)|山本薫]](テレビ東京)
*制作アシスタント:八木橋典子→山崎かおり
*制作進行:青木勇人、大竹秀芳
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このほかスポンサーとしてはクレジットされていないが、SUPER GTの運営母体であるGTアソシエイション(GTA)自身も番組制作費を一部負担していることが、2007年3月に表面化したGTAの債務超過問題の際に明らかにされている(詳しくは[[SUPER GT#経営問題]]を参照)。
 
*2010年1月3日はレギュラー放送としては初の唯一となった1時間スペシャルが13:30 - 14:30枠で放送されたが、テレビ東京と[[テレビ北海道]]のみの放送だったため、スポンサーはローカルセールスとなった。
 
== 脚注 ==
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* [[フジテレビ スーパーGTコンプリート]] - 当番組の後を受け、2010年シーズンに地上波で放送されていた唯一のSUPER GT専門番組
* [[SUPER GT+]] - 2011年4月から放送されている当番組の後継番組
* [[TOKYO DRIFT GIRLS]] - [[全日本プロドリフト選手権|D1グランプリ]]をメインとした深夜の情報バラエティ番組。当番組のスタッフの一部が関与する等、類似点も目立つ。
 
{{前後番組|
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2放送枠=日曜17:30枠|
2番組名=激走!GT<br />(2003年10月~2010年3月)|
2前番組=[[U-15.F スキにさせて!]]<br />(2003年4月~9月)|
2次番組=[[歌の楽園]]<br />(2010年4月~2011年3月)|
2次番組備考=[[大洋薬品工業|大洋薬品]]一社提供|
}}
{{激走!GT}}