「ML (プログラミング言語)」の版間の差分

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MLによってプログラマに知られるようになった機能に、[[型推論]]がある。これは、明示的に型の宣言を行わなくても、データの利用のされ方から、引数や関数の返す型を自動的に推論してくれる機能である。これにより、プログラマの負担が著しく軽減される。
 
言語仕様は実装によって異なっており、各実装における仕様を、それぞれのMLの方言と捉えることもある。標準としては[[Standard ML]](SML)があり、その実装にはSML/NJ (Standard ML of New Jersey) や東北大学電気通信研究所大堀研究室が開発を進めているSML#などがある(SML#の「#」は、SML#が導入したレコード演算子に由来しMicrosoftの.NETとは無関係である)。他に有力なものには、[[グレートブリテン島|グレートブリテン]]から海峡を渡って[[フランス国立情報学自動制御研究所|フランス国立情報学自動制御研究所(INRIA)]]で実装された[[Caml]](の発展である[[CamlOCaml]])がある。他にMoscow ML、 MLton、LML (Lazy-ML - [[遅延評価]]を取り入れた) などがある。
 
== 言語仕様 ==