「名鉄3300系電車 (3代)」の版間の差分

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[[つり革]]は三角形のもので、これまでの名鉄通勤車と異なりすべてパイプを通して吊されている<ref>従来の車両(6000系(1次車の車端を除く)から300系(ロングシート部を除く)まで)は冷房ダクトまたは天井に金具を付けて直接吊していた。</ref>。本系列までは従来の転換クロスシート装備車両と同様、クロスシート部分にはつり革が無い。なお、客室天井高さは2,270mmでJR東日本E231系などと同等である。また300系以降の標準設計としては、扉上部のLED案内表示装置の取付けに合わせて、幕板部の車内側(荷棚から上)が全体に内傾している点が挙げられる。連結面の貫通扉の窓は縦長で大型のものである。
 
[[バリアフリー]]対応として[[ドアチャイム]]を装備するほか、[[弱視]]者への注意喚起のため、客用扉部分の床は黄色のカラーステップとされている。両先頭車の運転席直後には[[車椅子スペース]]が設けられ、車椅子スペースとして使用されない場合の座席定員を増やすため、この部分には跳ね上げ式の折り畳み式補助椅子が設置された<ref>これまでの車両は単なる立席スペースであった。</ref>。この補助椅子の座面の裏側には車椅子固定用のベルトが装着され、窓上部には[[網棚|荷物棚]]も設置されている。各車両とも1両あたりで4名分の[[優先席]]が設けられている。また、床敷物はノンスリップタイプのものが採用されている。客室内のカラーリングは300系と同様にライトグレー系とされ、化粧板は微粒柄入り、座席モケットは柄入りで、色は一般席が青系、優先席が赤系である。側扉、妻面貫通扉、座席部分のポールはローズピンクであるが、今後全ての車両で、優先席付近を除いて、完全無塗装になる予定である。
 
各車両とも2段表示が可能な3色LED式の[[車内案内表示装置]]が千鳥配置で1両あたりで3台設置され、通常は上段に種別・行き先と次の停車駅の切り替え表示が、下段は最大で8つ先までの停車駅または文字ニュースが表示される。また、妻面の鴨居部にはLED式による号車表示器が設置されている。
1次車の落成後、3150系の増備は2年半の間なかったが、2007年度に2次車として5本が増備された。同年[[3月]]に落成し、試運転の後、同年[[4月]]より営業運転を開始した。これに伴い7000系の4両編成3本と6両編成1本が廃車された。
 
この増備車では、車内座席のオールロングシート化、座席周囲の手すりの色のピンクからライトブルーパープルへの変更され、塗色範囲も縮小された。手すりについて今後全ての車両で、優先席付近を除いて、完全無塗装になる予定である。扉横の手すりの無塗装化、オーロラビジョンR-STAYの照明が白色LEDに変更された。また、新製時より自動給電装置と[[緊急停止装置|EB装置]]を搭載し、3300系2次車と同様に天井周りにも変化が見られる。座席がオールロングシート化された理由は、ラッシュ時に3300系・3150系が使用された際にいわゆる「積み残し」が多発したためとされている<ref>どこでも通勤通学客、特に短距離乗車の客は扉付近に立ち止まる傾向があるが、[[中京圏|名古屋圏]]、ことに名鉄では2扉車時代の習慣が根強いからか、車内の奥の方へ詰めるというラッシュ時の乗車マナーがよく浸透しておらず特にその傾向が強い(名鉄が緊急のラッシュ対策として扉付近の立ち席スペースを広く取った時期があるのもそのためである)。本系列のセミクロス車の場合は立ち客がクロスシート部分の通路まで入っていかず、そのため車両の実質収容力が低下したために「積み残し」が起きた。</ref>。オールロングシートへの変更により全体定員は各車117名から125名に、座席定員は44名から46名へと増えた。
 
制御装置は3155F・3156Fが三菱製、3157F-3159Fが東芝製である。
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