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'''高村 坂彦'''（こうむら さかひこ、[[明治]]35年（[[1902年]]）[[12月18日]] - [[平成]]元年（[[1989年]]）[[10月7日]]）は、[[日本]]の[[内務省 (日本)|内務]][[官僚]]、[[政治家]]。[[衆議院議員]]（[[自民党]]）、[[山口県]][[徳山市]]長。

次男は[[数学者]]で[[お茶の水女子大学]]名誉教授の[[高村幸男]]（こうむら 　ゆきお、[[1931年]][[8月13日]] - [[2009年]][[3月21日]]）、四男は衆議院議員・元[[外務大臣 (日本)|外務大臣]]の[[高村正彦]]。

[[山口県]][[熊毛郡 (山口県)|熊毛郡]]三井村（現[[光市]]三井）の[[農家]]に生まれる<ref name="Koumurap346">『<small>激動の世に生きた政治家</small> 高村坂彦伝』346頁</ref>。[[農業]]・高村宇佐吉の四男<ref name="Koumurap52">『<small>激動の世に生きた政治家</small> 高村坂彦伝』52頁</ref>。父・宇佐吉は[[大工]]の[[棟梁]]でもあり、村会議員などもしていた<ref name="Koumurap52"/>。

昭和2年（[[1927年]]（昭和2年）[[内務省 (日本)|内務省]]に入り、[[鳥取県|鳥取]]、[[香川県|香川]]、[[新潟県|新潟]]各[[特別高等警察|特高]][[課長]]、内務事務官、警察講習所教授、[[近衛内閣|近衛]][[内閣総理大臣秘書官]]、[[愛媛県]]警察部長、内務省国土局総務課長、[[大阪府]]警察局長、内務省調査局長等を歴任し、昭和22年（[[1947年]]（昭和22年）退官<ref name="Zinmeip201">『政治家人名事典』201頁</ref>。。

昭和31年（[[1956年]]）衆院議員、昭和36年（[[1961年]]（昭和36年）から[[徳山市]]長を4期、昭和51年（[[1976年]]（昭和51年）から衆院議員を2期<ref name="Zinmeip201"/>。昭和46年（[[1971年]]（昭和46年）私立[[徳山大学]]を設立し、[[理事長]]に就任<ref name="Zinmeip201"/>。