「グラディウス2」の版間の差分

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==概要==
1986年にアーケードからMSXに移植された「グラディウス」に続き、このMSXオリジナルの続編である「グラディウス2」が制作された。コナミは本作のゲーム制作にあたり、ストーリーやスペース・ファプレシップ(自機)のデザインを一般より公募した。[[コナミが独自開発したカスタム音源]]に初めてチップ・[[SCC]]を採用してい搭載させた初のソフトでもある。
 
シリーズ初の家庭用オリジナル作品ということもあり、初代を含めたアーケード版等の他のシリーズ作には無い独特の要素を多数搭載している。システム面ではボスを倒した後にその艦内に侵入して新しいパワーアップを取得するという[[#パワーアップゲージ拡張|パワーアップゲージの拡張]]、アイテム取得による時限パワーアップが特徴。
 
また、[[自機]]はグラディウスシリーズ伝統顔である[[ビックバイパー]]ではなく、新たに開発されたという設定のスペース・ファイター「メタリオン」となっている
 
オープニングデモや中間デモなどを交えることでストーリー性を加えており、MSX1用ソフトでありながら[[MSX2]]のように美しい背景やデモのグラフィックで注目された。スクロールは8ドット単位で、背景の星を示すスクロールは[[PCG]]書き換えで1ドット単位スクロールのように見せている。
 
ゲームオーバー画面を写真に撮ってコナミに送付する形式で、ゲームスコアのコンテストも行われた。そのため、スコアの真下に確認用の数字が表示され、「10倍カートリッジ」を使用・スコア改ざんの有無を識別できる作りになっていた。
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グラディウスのカプセル獲得によるパワーアップゲージのシステムを大幅に拡張している。各面のボス破壊後に内部に侵入し、コアのエネルギー(リークパワー)を吸収することで、新たなパワーアップ項目を獲得することが可能。基本装備をさらに強化するものと、新規にゲージを拡張する装備がある。
 
この結果パワーアップゲージの数は最大9つまで増える。装備の多くは強力、もしくはここぞという用途がある。しかし、パワーアップの上では、ゲージが延びることで主にフォースフィールドの再取得や復活時に、より多くカプセルの獲得が必要となるといったデメリットがある。ゲージを拡張させずに進むには、ボス破壊後に自爆を待てばいい。
 
このゲージ拡張システムは、本作シリーズ作品無く、大き見られ特徴となって、本作独自のシステムである。また他方、拡張パワーアップの内容では広範囲で爆発する「ナパームミサイル」、真後ろにも撃てる「バックビーム」、幅の広いレーザーなど以降のシリーズの定番となっていったものもある
 
メタリオン初期パワーメーターゲージ
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; バックビーム
: 追加装備。ノーマルショットを自機の前後に撃つ。1段階のみ。ダブル・レーザーとの併用不可。
: とある一部のエクストラステージでは、バックビームがなければクリアが極めて難しい場所がある。また、ダブルよりも併用制限が緩いため、9面のレーザーをはね返す敵に備えてノーマルショットに戻す用途でも使われる。
; ダブル
: ノーマルショットと同時に前方斜め上にも弾丸を撃つ。1段階のみ。バックビーム・アップレーザー・ダウンレーザー・レーザーとの併用不可。
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:: ダブルの2段目に付く追加装備。ヨーヨーのように往復移動する短い射程のリングを自機前方に撃つ。標準的なスクランブルハッチならば瞬殺できる。併用制限はダブルとは異なりバックビーム・レーザーのみ不可。アップレーザー等と併用する場合は必ずこちらを先に装備しなくてはならない。
:; ファイヤーブラスター
:: ダブルの3段目に付く追加装備。短い射程の炎を自機前方に撃つ。ショットボタンを押している間は縮まずに出続ける。最後に増える追加装備だが、粒子地形以外に当たり攻撃判定がない欠陥武装。PSP版ではEXTRA SETTINGによってちゃんと正常な攻撃能力判定を持つように改されている。
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; アップレーザー
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; ダウンレーザー
: 追加装備。アップレーザーの下方向版。ミサイル・ダブル・アップレーザーとの併用不可。
: とある一部のエクストラステージでは、ダウンレーザーがなければクリアが不可能な場所がある。
; レーザー
: 貫通力のある光線を前方に撃つ。2段階で長さ・威力が上がる。バックビーム・ダブルとの併用不可。