「ジェームズ・ランボー」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
ZéroBot (会話 | 投稿記録)
m r2.7.1) (ロボットによる 追加: ru:Рамбо, Джеймс
1行目:
'''ジェームズ・ランボー''' ({{lang-en-short|Dr. James Rumbaugh}}、[[1947年]][[8月22日]] - ) は、[[アメリカ合衆国]]の[[ソフトウェア]]技術者である。
[[オブジェクト指向]]の[[ソフトウェア工学]]の分野で活動している。
[[オブジェクト指向開発方法論|オブジェクト指向ソフトウェア開発方法論]] [[オブジェクトモデル化技法|OMT]] (Object Modeling Technique; オブジェクトモデル化技法) とその後継となる Unified Process (UP; [[:en:Unified Process]] (UP) 、ソフトウェア開発のための[[モデリング言語]] [[統一モデリング言語|UML]] (Unified Modeling Language; 統一モデリング言語) の開発において、大きな役割を果たしてきた。
 
== 経歴 ==
28行目:
ジェームズ・ランボーは、[[グラディ・ブーチ]]と[[イヴァー・ヤコブソン]]とともに行った次の業績で、広く知られている。
* ソフトウェア開発のためのモデリング言語 [[統一モデリング言語|UML]] (Unified Modeling Language; 統一モデリング言語) の最初期の版の開発
* Unified Process (UP; [[:en:Unified Process]] (UP) の開発
ランボーは現在も UML の開発に関わっている。
ランボーを含めたこの3人は、[[スリーアミーゴス]]として言及されることがある。
37行目:
Rational Software で開発方法論を統合する作業の過程で、モデル図の記法と開発手法をまとめて統一するのではなく、モデル図の記法の統一と開発手法の統一の2つの作業に分割して、作業する方針を採ることになった。
* 統一したモデル図の記法の名前は [[統一モデリング言語|UML]] (Unified Modeling Language; 統一モデリング言語) といい、OMG ([[Object Management Group]]) のもとで Rational Software は他の企業の人々と共同で開発を引き続き行い、1997年に UML 1.1 として標準化された。OMT のモデル図の概念と記法の多くが UML に引き継がれている。ランボーは、OMG が UML 1.x の後継となる UML 2.0 の仕様を標準化する際にも、UML 2.0 標準化チームの一人として参加して大きな役割を果たした。2007年現在の UML の最新版は UML 2.0/2.1 であり、現在も OMG のもとで開発が進められている。
* 開発手法は、Booch法とOOSEとともに、Rational Software のもとで Unified Process (UP; [[:en:Unified Process]] (UP) に統合された。
UMLの策定と Unified Process の開発においては、Rational Softwareに在籍していたランボー、ブーチ、ヤコブソンなどの人々が、大きな役割を果たした。
Rational Software は、Unified Process (UP) をもとにして[[ラショナル統一プロセス]] (RUP; Rational Unified Process) を開発した。