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森緑 (会話 | 投稿記録)
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*種皮をはがすと、中には大きく2つに割れる部分がある。半球形の2つの部分は、小さな出っ張りの部分でつながり、その間には小さな折り重なったような構造がみられる。半球形の部分は'''[[子葉]]'''(しよう)といい、発芽すると双葉(ふたば)として地上に姿を現す(種子内にとどまるものもある)。丸くふくらんでいるのは、栄養が蓄えられているからである。
*子葉をつなぐ出っ張りは、'''[[胚軸]]'''(はいじく)と言って、芽生えた苗の茎になる部分である。胚軸に続く部分(子葉と反対側)が根となる幼根である。間に挟まった折り重なったものは、双葉の次の本葉が既にできているのが見えているものである。
[[File:Budowa nasienia-dwuliscienne.png|thumb|right|150px|[[双子葉植物]]の種子の断面模式図。a:[[種皮]] - b:[[胚乳]] - c:[[子葉]] - d:[[胚軸]]]]
このように、種子の中には、既にこれから[[発芽]]する苗が含まれている。