「パーフォレーション」の版間の差分

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'''パーフォレーション'''とは、[[映画]]用[[フィルム]]の縁に一定間隔で開けられている細長い送り穴のこと。
 
==[[8mmフィルム]]==
[[シングル8]] / [[スーパー8]]:フィルム片側に、フィルムの走行方向と平行に連続して開けられている。
[[シングル8]]、または[[スーパー8]]では「フィルム走行方向と平行方向」に細長いパーフォレーションが片側に明いている。ダブル8(海外名レギュラー8)では「フィルム走行方向と垂直方向」に細長いパーフォレーションが片側に明いている。このためダブル8(海外名レギュラー8)ではシングル8やスーパー8に比して画面が小さい。1駒1パーフォレーション。 8ミリの規格等詳細については[[8ミリ映画]]のページを参照
 
[[ダブル8]](海外名「レギュラー8」):フィルム片側に、フィルムの走行方向と垂直に連続して開けられている。このためシングル8やスーパー8に比べて画面が小さくなる。
==16mmフィルム==
「フィルム走行方向に平行方向」に細長いパーフォレーションが明いている。
両目(りょうめ)(ダブルパーフォレーション)と呼ばれる種類はフィルムの両側に、片目(かため)(シングルパーフォレーション)と呼ばれる種類はフィルムの両側にパーフォレーションが明いている。
1駒1パーフォレーション。
 
1[[フレーム]]あたり1パーフォレーション。詳細は[[8ミリ映画]]を参照のこと。
==35mmフィルム==
「フィルム走行方向に平行方向」に細長いパーフォレーションが両側に明いている。テクニスコープでは1駒2パーフォレーション、35mmスタンダードやシネマスコープやワイドスクリーンでは1駒4パーフォレーション、ビスタビジョンやスーパーテクニラマ70では1駒8パーフォレーション。
スチル[[カメラ]]用フィルムで現在最も一般的に使用されている135フィルムは元々このフィルムの流用であるので、パーフォレーションも同じように明いている。この場合、ライカ判(24×36mm)では1駒8パーフォレーション、ハーフ判(24×18mm)では1駒4パーフォレーションとなる。
 
==70mm[[16mmフィルム]]==
フィルム走行方向に平行方向」細長いパーフォレーションが両側に明い連続して開けられている。スーパーパナビジョン、ウルトラパナビジョンともに1駒5パーフォレーション
フィルムの両側に開けられた'''両目'''(りょうめ)(ダブルパーフォレーション、スタンダード16㎜)と呼ばれる種類はフィルムの側に開けられた'''片目'''(かため)(シングルパーフォレーション)と呼ばれる種類はフィルムの両側に、スーパーフォレーション16㎜)と明いている。
1フレームあたり1パーフォレーション。
 
==16mm[[35mmフィルム]]==
フィルム走行方向に平行方向」に細長いパーォレーションがィルム両側に明い平行に連続して開けられている。[[画面アスペクト比#テクニスコープ|テクニスコープ]]では1フレームあたり2パーフォレーション、35mmスタンダード / [[シネマスコープ]] / [[ワイドスクリーン]]では1駒4フレームあたり4パーフォレーション、[[ビスタビジョン]] / [[画面アスペクト比#その他の大画面映画|スーパーテクニラマ70]]では1フレームあたり8パーフォレーションとなっている
 
スチル[[カメラ]]用写真フィルム]]現在最も一般的に使用されている[[135フィルム]]は元々この8パーィルムォレーションのものの流用であるので、パーフォレーションも同じように明い開けられている。この場合、([[ライカ判]](24×36mm)は1フレームあたり8パーフォレーション、ハーフ判(24×18mm)は1フレームあたり4パーフォレーションとなる
 
==35mm[[70mmフィルム]]==
フィルム走行方向に、フィルム両側に平行に連続して開けられている。[[スーパーパナビジョン]] / [[ウルトラパナビジョン]] で、ともに1フレームあたり5パーフォレーション。
 
==関連項目==