「サブフライトシステム」の版間の差分

テレビシリーズではドダイ登場以前の第15話（『ククルス・ドアンの島』）で小型偵察機である[[ジオン公国の艦船及びその他の兵器#ルッグン|ルッグン]]が主翼に自分より巨大なザクをぶら下げて離れ小島まで飛行するシーンがある<!--が、これはあまりに荒唐無稽なため「なかったこと」にされているようである-->。また、同じくテレビシリーズのみに登場した[[Gファイター]]は[[ガンダム (架空の兵器)|ガンダム]]を支援する専用の大型戦闘機であるが、機体上部にガンダムを乗せて飛行したこともあり、地球連邦軍における、サブフライトシステムの先駆けと見ることもできる。ただしこのシーンは、Gファイターのサイズが設定より大きく描かれている（本当はガンダムとそう変わらない幅のはず）。これら一年戦争当時の機体は、いずれも有人操縦だった。

その後、プラモデル用企画『[[モビルスーツバリエーション#MS-X|MS-X]]』にて[[ジオン公国の艦船及びその他の兵器#スキウレ|スキウレ]]、[[ペズン計画#スクート|スクート]]などの移動砲台や、[[Gファイター#Gアーマー|Gアーマー]]を発展させた[[FSWS計画#ガンキャリー|ガンキャリー]]など、後のサブフライトシステムの範疇に収まる何種類かのオプション兵装が用意された。

[[グリプス戦役]]（『[[機動戦士Ζガンダム]]』）においてサブフライトシステムはほぼ一般化し、大気圏内用の「[[ドダイ改]]」や「、[[ベースジャバー]]」「、[[フライングアーマー]]」、宇宙用の「ゲター」や「、[[シャクルズ]]」（サブフライトシステムというよりは増速用ブースターという見方もある）が登場し、モビルスーツを用いた戦術の一端を担う存在として成熟している。また、この頃にはモビルスーツ側からの操縦が可能となり、以降はほぼ無人で運用されているが、有人での操縦も可能なようにコクピットが設置されている機体も存在している。

TMSのMA（[[モビルアーマー]]）状態でサブフライトシステムとして運用される、[[ガザC#ガザE|ガザE]]、[[Ζガンダム#リゼル|リゼル]]等のモビルスーツも存在する。また、グリプス戦役及び[[第一次ネオ・ジオン抗争]]（『[[機動戦役士ガンダムΖΖ]]』）時には、[[エゥーゴ]]所属のTMS・[[Ζガンダム]]がウェイブライダー形態でMSを搭載し大気圏突入を敢行した事例が2件確認できる（[[グリプス戦役]]では[[百式 (ガンダムシリーズ)|百式]]、[[第一次ネオ・ジオン抗争]]では[[キュベレイ#キュベレイMk-II|キュベレイMk-II]]をそれぞれ搭載した）。