「ポイントガード」の版間の差分

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==概説==
ポイントガードの「ポイント」とは得点ではなく、線路の[[分岐器]] (ポイント) を意味し、チームの[[司令塔]]的な役割を担う。そのため、ポイントガードは通常チーム内で最も器用な選手が務める。チーム戦術によっては大きな選手が務めることもあるが、[[センター (バスケットボール)|センター]]や[[パワーフォワード]]とは違い高身長要求されるわけではないため。体格に関わりなく敏捷性バスケットボール[[IQ]]とリーダーシップが要求されるのは同じである。[[NBA]]において[[マグシー・ボーグス]]などは身長160センチメートル台ので最も小さい選手であった、リーダーシップを発揮し名ポイントガードとして出場している知られた一方日本選手チーム戦術によって大き、[[田臥勇太]]、[[五十嵐圭]]、[[青木康平]]、[[竹野明倫]]選手務めることもある。
 
==要求される能力==
オフェンス時には優れた[[ドリブル (バスケットボール)|ドリブル]]テクニックでボールを敵陣に確実に運び、ディフェンスの布陣や味方の状況を広い視野を持って的確に把握し味方の得点を[[アシスト (バスケットボール)|アシスト]]しなければならない。必要な時には自らシューョットを打つ(シュート力のないポイントガードは決めることで相手ディフェンスを引きつけられず、アシストする上でも利となるようなショット力を必要とし、ショットセレクションに関しては、最も厳しい要求のあるポジションである。またディフェンスも積極的でなければならず、[[スティール]]もできる判断力と、俊敏性も要求される。オフェンス、ディフェンス両方でゲームのリズムを保ち、あるいは変え、ゲームメイクす能力が要求され、その役割から「コート上のコーチ」とも呼ばれ、選手引退後コーチに転身する選手が多いポジションである。
ポイントガードのスタイルによりチームのスタイルが決まる。背の小さなポイントガードは通常リバウンドにあまり参加せず、リバウンドを取った選手からのアウトレットパスを受けやすい位置に動く。オフェンスからディフェンスへの切り替え時にはセーフティとなり敵の速攻を止めたり、遅らせたりする。
 
==プレースタイル==
ポイントガードのスタイルによりチームのスタイルが決まる。背の小さなポイントガードは通常リバウンドにあまり参加せず、リバウンドを取った選手からのアウトレットパスを受けやすい位置に動く。オフェンスからディフェンスへの切り替え時にはセーフティとなり敵の速攻を止めたり、遅らせたりする。
ポイントガードのスタイルによりチームのスタイルが決まる。オールラウンドであることが理想であるが、[[NBA]]でさえも、攻撃主体のプレーヤーと、アシストとディフェンスでゲームメイクを主体とするプレーヤに分かれる。攻撃型ポイントガードを中心としたチームは、ポストマンのセンターやシューティングガードによってアシストされる場合も多くなる。アシストを得意とするポイントガードは、ピックアンドロールなど、大型選手を使いこなす技量を併せ持っている場合が多い。最近では、攻撃型ポイントガードでスタートし、経験を積んで、オールラウンドに成長させる傾向にある。
 
==歴代屈指のポイントガード==
代表的な日本の選手に、[[田臥勇太]]、[[五十嵐圭]]、[[青木康平]]、[[竹野明倫]]などがいる。
[[NBA]]の[[アシスト (バスケットボール)|アシスト]]記録(15,806)、[[スティール]]記録(3,265)ともに歴代一位の[[ジョン・ストックトン]]が歴代屈指のポイントガードである<ref>[[http://www.nba.com/historical/playerfile/index.html?player=john_stockton John Stockton info page NBA.com]]</ref>。[[カール・マローン]]と共に、[[ユタ・ジャズ]]最強時代を築き、華麗なプレーを見せた。<ref>[[http://www.nba.com/video/channels/nba_tv/2011/10/29/20111029_stockton_malone_top10.nba Stockton & Malone Top10 NBA.com]]</ref>
現役選手では、[[ジェイソン・キッド]]が2011年終了時点でアシスト記録(11,578)、スティール記録(2,477)ともに一位であるが、ストックトンの記録を超えることはキッドでさえも厳しいと言われている。
 
== 脚注 ==
[[Category:バスケットボール用語|ほいんとかと]]
{{Reflist}}
 
[[Category:バスケットボール用語|ほいんとかと]]
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